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FPS/TPSゲームをプレイする上でモニターは最も重要度が高いデバイス(道具)です。
ゲームパフォーマンスを上げたいならゲーミングモニターの導入は必須といってもよく、一般的な60Hzや75Hzモニターから144Hz以上のゲーミングモニターに切り替えた時の「エイムのやり易さ」「敵の姿の見やすさ」、そしての映像の滑らかさ(ぬるぬる感)は本当に感動するレベルです。
しかし、「何を基準に選べば良いのか分からない」、
「自分に合うゲーミングモニターがどれなのか分からない…」、「そもそも選ぶ作業が面倒…」というようなお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、このようなお悩みを解決するために数あるゲーミングモニターの中から厳選した24インチサイズのゲーミングモニターを5選をご紹介します!
ゲーミングモニターとは
ゲーミングモニターはその名の通りゲームに最適化されたモニターのことを指し、通常のモニターと比べて「最大リフレッシュレート」と「応答速度」のスペックが非常に高く設計されています。
ゲーミングモニターを導入することで、ゲーム映像全体の見やすさが大幅に向上し、「撃ち合いシーン」「敵を索敵するシーン」など、ゲームパフォーマンスを全体的にの底上げすることができます。
リフレッシュレートとは
リフレッシュレートとは1秒間に何回新しい画像を表示できるかの数値。
一般的なモニターの多くは60Hz~75Hzとなっており、1秒間に60回~75回新しい画像を描写することができます。
そして、ゲーミングモニターのスタンダードである144Hzでは1秒間に144回新しい画像を描写する能力があるということになります。
「リフレッシュレート」が高いと映像が滑らかに見えるようになるので、FPS/TPSなど動きが激しいゲームのモーションブラー(被写体ぶれ/残像感)を大幅に抑えることができます。
応答速度とは
「応答速度」は画面の色が「黒→白→黒」と変化するときに要する時間です。
応答速度が遅いと切り替わる前の色が画面に残ってしまうので、色がにじんでしまい「残像」が発生してしまいます。
ゲーミングモニターはこの応答速度が非常に速くなっているので、残像感の無いくっきり鮮明な映像でゲームを楽しむことができます。
パネルの種類
パネル種類 | TN | VA | IPS |
画質 | 普通 | 良い | 非常に良い |
価格 | 安い | 普通 | 高い |
メリット | 応答速度が非常に速い | 黒色の表現能力が高い | 色彩の表現能力が非常に高い |
デメリット | 見る角度を変えた際の色変化が大きい | 応答速度が遅い傾向がある | 価格が高い |
TNパネル
TNパネルのメリットは応答速度が非常に速く、価格が安いことです。
デメリットは色彩表現能力が低いこと、画面を見る角度での色変化が大きいことが挙げられます。
応答速度が重要なFPS/TPSゲームやレースゲームとの相性が非常に良いので、eスポーツの競技用ゲーミングモニターにも数多く採用されています。
FPS/TPSゲームをメインに楽しむのであればTNパネルは最適な選択肢ですが、美麗なグラフィックを楽しむレースゲームやアドベンチャーゲーム、オープンワールドゲームでは、少し映像クオリティが足りないと感じる場合があります。
VAパネル
VAパネルのメリットは、黒色の表現能力が高くコントラストの明暗がはっきりしていることです。
デメリットとしては応答速度の遅さが挙げられます。
黒色の表現能力の高さは、具体的に言うと他のパネルタイプに比べて「黒がより黒く」映し出されます。
コントラストが高く、明るい・暗いをはっきりと映すので映像全体にメリハリが出ます。
最近だと応答速度が速いゲーミングモデルも数多くあるので、当然ゲーム用途として使うことができます。ですが、画質の特性上どちらかというと動画や映画鑑賞との相性が良いです。
IPSパネル
IPSパネルのメリットは他のパネルに比べて色の表現能力が優れていることです。
鮮やかな色彩で映像を楽しむことができるので、FPS/TPSゲームをはじめ美麗なグラフィックを楽しむアドベンチャーゲームやオープンワールドゲームなどの映像クオリティをワンランク高めてくれます。
デメリットとしては応答速度の遅さと価格の高さが挙げられます。
弱点として応答速度が遅いことを挙げましたが、この弱点を克服する「FastIPSパネル」という高速応答速度を実現するIPSパネル技術が出てきたので、TNパネルにも劣らない応答速度のIPSモニターが登場してきています。
日常使用・ゲーム用途両方の映像クオリティを高めることができるので、予算の都合が合うのであればIPSパネルのモニターがおすすめです。
24インチゲーミングモニターおすすめ5選
今回紹介するゲーミングモニターの基準は以下のとおりです。
JAPANNEXT 「JN-238i165FHDR-HSP」
メーカー | JAPANNEXT |
モニター名 | JN-238i165FHDR-HSP |
パネルの種類 | IPS |
表面処理 | 非光沢 |
サイズ | 23.8インチ |
最大リフレッシュレート | 165Hz |
解像度 | 1920×1080(FullHD) |
アスペクト比 | 16:9 |
応答速度 | OD時:3ms(GtoG)/MPRT:1ms |
ティルト機能(傾き調整) | -5度~15度 |
入力端子 | HDMI1.4×2 / DisplayPort 1.2×1 / イヤホンジャック |
VESAマウント | あり(100×100mm) |
付属品 | HDMIケーブル、電源ケーブル、電源アダプター、マニュアル、 保証書、VESAマウント用スペーサー |
JAPANNEXTは、4Kなどの高解像度ディスプレイを取り扱いながら、低価格な液晶ディスプレイも取り扱う「日本企業」。
広告を出さないことで製品価格の低減につなげているため知名度が高くなく「やたら安くて怪しい」「謎の多いメーカー」と警戒するかもしれません。しかし技術力は確かで、2017年に製品比較の大手サイトである「価格.com」の液晶モニター・液晶ディスプレイ部門のプロダクトアワードで金賞と銀賞を受賞しています。
こちらのモニターは2万円以下(24年1月時点)ながら、最大リフレッシュレート165Hz、IPSパネル採用の高コスパゲーミングモニター。
お手頃価格ながら性能面にも妥協は無く、最大リフレッシュレート165Hz、応答速度3ms(GtoG)/MPRT:1ms、映像クオリティを高めるHDR機能、sRGB100%、映像描写の安定性を高める機能であるFreeSyncを備えており、ゲーミングモニターとして必要な性能をしっかりと備えています。
また、VESAマウントもしっかりと備わっているのでモニターアームの取り付けも可能です。
FreeSyncとは
FreeSyncはPC側とモニター側の映像書き換えタイミングが合わずに生じる表示のズレを防ぐ機能で、ゲーム映像の崩れを軽減します。映像描写の安定性が非常に重要なシューティングゲームにおいて有効性の高い機能です。
HDRとは
HDR(ハイレンジダイナミックレンジ)は従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ)と比べて明るい部分、暗い部分をくっきりと映し出しメリハリある映像表現を実現します。
HDRに対応したゲームではよりハイクオリティな映像でゲームを楽しむことができます。
sRGB100%とは
sRGBは、国際標準規格のカラースペース(色空間)。
sRGBは、国際規格の色の基準となっておりこのモニターは、国際標準規格の色を100%表現することができます。
ゲーム映像の色合いを正確に表現するのはもちろん、イラストや写真編集などクリエイティブな場面でもメリットを発揮します。
こちらのモニターはIPSパネルを搭載し、165Hzのリフレッシュレート、HDR(ハイダイナミックレンジ)、sRGB100%に対応する高コストパフォーマンスゲーミングモニターです。
色彩表現能力の高いIPSパネルを採用しているので、「普通のモニターからの買い替えや」、「これからPCゲーム・シューティングゲームを始める」という方にもおすすめです。
JAPANNEXT「JN-IPS245G240FHDR」
メーカー | JAPANNEXT |
モニター名 | JN-IPS245G240FHDR |
パネルの種類 | IPS |
表面処理 | 非光沢 |
サイズ | 24.5インチ |
最大リフレッシュレート | 240Hz |
解像度 | 1920×1080(FullHD) |
アスペクト比 | 16:9 |
応答速度 | 3ms |
ティルト機能(傾き調整) | -5度~15度 |
入力端子 | DisplayPort 1.4×2(240Hz対応) / HDMI2.0×2(240Hz対応) / |
VESAマウント | あり(100×100mm) |
付属品 | HDMIケーブル、電源アダプター、電源ケーブル、マニュアル、保証書 |
こちらのモニターはIPSパネルを搭載した240Hzゲーミングモニター。
IPSパネルを採用した240Hzゲーミングモニターの相場は平均3万円後半~4万円後半ほどですが、こちらのモニターは「2万円後半(24年1月時点)」から購入可能となっており、非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。
スペックとしては、映像を滑らかに映す240Hzのリフレッシュレート、sRGB99%、MPRT1msの高速な応答速度、映像クオリティを高めるHDRに対応し、映像描写の安定性を高めるFreeSync機能を搭載と、ハイスペックゲーミングモニターに求められる要素を全て備えています。
こちらのモニターは、色彩表現能力の高いIPSパネルを採用しているので、普通のモニターからの買い替えや、「敵に撃ち勝てるようになりたい! 」「本気でゲームをやり込みたい」という方にもおすすめのミドルハイグレードの高コスパゲーミングモニターです。
BenQ ZOWIE「XL2411K」
メーカー | BenQ ZOWIE |
モニター名 | XL2411K |
パネルの種類 | TN |
表面処理 | 非光沢 |
サイズ | 24 |
最大リフレッシュレート | 144Hz |
解像度 | 1920×1080(FullHD) |
アスペクト比 | 16:9 |
応答速度 | 1ms(GtoG) |
調整機能 | 高さ調整155mm、ティルト機能(傾き調整)-5度~23度、スウィーベル機能(画面左右回転)45度/45度、ピボット機能(画面回転)90度 |
入力端子 | HDMI1.4×2 / HDMI2.0 / DisplayPort 1.2 / ヘッドホンジャック |
VESAマウント | あり(100×100mm) |
付属品 | DisplayPort1.2ケーブル(1.8m)、電源ケーブル(1.8m) |
BenQは台湾の電気製品メーカーで、ディスプレイのエキスパートとして35年以上の歴史があります。
ZOWIEはBenQグループ内のプロフェッショナルなeスポーツ分野を専門とするゲーミングデバイスに特化したブランドで、eスポーツの競技シーンで実際に採用される高性能で信頼性の高いゲーミングモニターを展開しています。
BenQ ZOWIE「XL2411K」はFPSに特化したゲーミングモニターとなっており、FPSに特化した機能として、ZOWIE独自の残像感を軽減する機能である「DyAc」「Black eQualizer」「Coler Viblance」を搭載しています。
DyAc
この機能はモーションブラー(被写体ぶれ)を抑制し、視点が激しく動くアクションシーンでもゲーム映像を鮮明に映します。
アクションシーンなどでの残像感を抑えてくれるので視認性が高まります。また、画面の揺れが軽減されるのでリコイルコントロールもやり易く。
Black eQualizer
暗い場所の視認性を良くする機能「Black eQualizer」を使用すれば、暗いポジションを見やすくし、物陰や角に隠れる敵の姿を見つけやすくすることが可能です。
Coler Viblance
カラーセッティングやトーンを調整する機能である「Coler Viblance」では、映像全体を自分好みの色味に調整することができ、撃ち合いシーンでのターゲットの視認性を高めることができます。
BenQ ZOWIE「XL2411K」はこれからFPS/TPSゲームを始める方にも、本気でやり込みたい方にもおすすめできるFPS/TPSに特化したゲーミングモニターです。
BenQ ZOWIE「XL2546K」
メーカー | BenQ ZOWIE |
モニター名 | XL2546K |
パネルの種類 | TN(FAST TNパネル) |
表面処理 | 非光沢 |
サイズ | 24.5インチ |
最大リフレッシュレート | 240Hz |
解像度 | 1920×1080(FullHD) |
アスペクト比 | 16:9 |
応答速度 | 0.5ms |
調整機能 | 高さ調整155mm、ティルト機能(傾き調整)-5度~23度、スウィーベル機能(画面左右回転)、45度/45度、ピボット(画面回転)90度 |
入力端子 | HDMI2.0×3 / DisplayPort 1.2×1 / ヘッドホンジャック |
VESAマウント | あり(100×100mm) |
付属品 | S.Switch(モニター設定変更用コントローラー)、アイシールド、DisplayPort1.2ケーブル(1.8m)、電源ケーブル、モニターカバー |
BenQ ZOWIE「XL2546K」は1年ほど前までeスポーツのプロ競技シーンで実際に使われていたハイエンドゲーミングモニターです。
ハイスタンダード240Hzのリフレッシュレート、ゲーム映像の残像感を抑制するZOWIE独自の「DyAc+」を搭載しています。
当然下位モデルにあたる「XL2411K」にも搭載されている暗所の視認性を向上させる「Black eQualizer」、色の彩度を自分の好みに合わせて調整できる機能である「Color Vibrance」も備えています。
また、モニター設定用コントローラー「S.Switch」が付属しているのでゲーム前やプレイ中のちょっとした合間にワンタッチでモニターセッティングを変更することが可能です。
DyAc+
DyAc+では「XL2546K」の下位モデルに当たる「XL2411K」に搭載されている「DyAc(無印)」の懸念点と言われている「画面の暗さ」が改善されており、映像の見やすさを損なうことなく残像感を軽減してくれます。
BenQ ZOWIE「XL2546K」は、「マスターやイモータルなど、ランクマッチで高レート帯を目指している方」、「ワンランク上のゲーミングモニターへの買い替えを検討している方」におすすめのFPS特化のゲーミングモニターです。
BenQ ZOWIE「XL2566K」
メーカー | BenQ ZOWIE |
モニター名 | XL2566K |
パネルの種類 | TN(FAST TNパネル) |
表面処理 | 非光沢 |
サイズ | 24.5インチ |
最大リフレッシュレート | 360Hz |
解像度 | 1920×1080(FullHD) |
アスペクト比 | 16:9 |
応答速度 | 0.5ms |
調整機能 | 高さ調整155mm、ティルト機能(傾き調整)-5度~23度、スウィーベル機能(画面左右回転)、45度/45度、ピボット(画面回転)90度 |
入力端子 | HDMI2.0×2 / DisplayPort 1.4×1 / ヘッドホンジャック |
VESAマウント | あり(100×100mm) |
付属品 | S.Switch(モニター設定変更用コントローラー)、アイシールド、DisplayPort1.4ケーブル(1.8m)、HDMI2.0ケーブル(1.8m)電源ケーブル、モニターカバー |
「XL2566K」は、VALORANTの公式世界大会でも実際に採用されているプログレードのハイエンドゲーミングモニターです。
ゲーミングモニター全体で見てもトップクラスである360Hzリフレッシュレート、ゲーム映像の残像感を抑制するZOWIE独自の「DyAc+」「Black eQualizer」「Color Vibrance」機能を搭載しています。
ZOWIE独自の残像感を軽減する技術「DyAc+」機能は、モーションブラー(被写体ぶれ)を抑制し、激しいアクションシーンでのゲーム映像をより鮮明に映す機能。「Black eQualizer」は物陰や暗いポジションの視認性を向上させ、「Color Vibrance」は映像の色合いを自分好みに合わせて調整できる機能となっています。
また、モニター設定用コントローラー「S.Switch」も付属しているので、ゲーム前やプレイ中のちょっとした合間にワンタッチでモニターセッティングを変更することが可能です。
BenQ ZOWIE「XL2566K」は、試合に勝つことに全てを懸けて日々活動しているプロゲーマーが実際に使用する、最上位グレードの超ハイスペックゲーミングモニターです。
プロスペックのハイエンドゲーミングモニターなため価格も10万円近い価格となっており非常に高価です。
ですが、「本気でプロゲーマーを目指したい方」、「プロと同じ環境でゲームをプレイしたい方」、「デバイススペックを言い訳にしたくない方」に最適なプログレードハイエンドゲーミングモニターです。
まとめ
今回は、数多くある24インチサイズのゲーミングモニターの中から厳選した5モデルをご紹介しました。
「純粋な撃ち合いの強さ」や「バトロワ系ゲームで必ず行う敵位置の索敵」など、ゲーム映像の見やすさが重要な要素のパフォーマンスを上げたいのであればゲーミングモニターは必須です。
ゲーミングモニターはゲームに特化した設計となっており、激しいアクションシーンでも残像感の無い滑らかな映像を映し出してくれます。
ゲーム映像全体のクオリティを大きく引き上げるてくれるので、カジュアルにゲームを楽しみたい方、本気でゲームに取り組みたい方どちらにもおすすめです。
「どれ選べば良いのか分からない…」、「何を基準に探せばいいのか分からない」というようなゲーミングモニター選びでお困り方は、本記事を参考に自分に合ったゲーミングモニターを見つけてみてください。
また、こちらではモニター設定について詳しく解説しています。
輝度やコントラストなど、モニターの設定項目について詳しく知りたい方は合わせて読んでみてください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。