FPS初心者向けゲーミングデバイス解説

【ゲーミングマウス解説】センサー位置と感度の関係性について解説

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センサー位置で感度が変わる

ゲーミングマウスのセンサー位置は機種によって「中心」「前寄り」「後ろ寄り」と少しづつセンサー位置が異なっています。

マウスのセンサー位置は、前に寄るほど手首でマウスを動かした際のセンサーの振れ幅が大きくなり、後ろに寄るほど振れ幅が小さくなります。

「センサーの位置=手首エイム時のセンサーの左右振れ幅=手首エイムの感度」

まとめると、手首を左右に動かした際にセンサーの取り付け位置が前目なら「センサーの振れ幅が大きくなるので視点が大きく動き」後ろ目なら「センサーの振れ幅が狭くなるのであまり視点は動きません」

基本的にエイムは腕で大まかにエイムを合わせて手首で微調整といった形で行います。ということは、センサーがある位置によって細かいエイムの感度が変わるという事になります。

センサー位置が前寄りの場合

「エイムが遅れる感じや引きずり感がある」「ほとんどのシーンで感度は合ってるいるけど、感度が足りなくなるタイミングがある」という方は、センサー位置が前寄りのゲーミングマウスがおすすめです。

前寄りの位置にセンサーがあるマウスは深いポジションでマウスを持つ「かぶせ持ち」や「深めのつかみ持ち」スタイルでもセンサーの位置が後ろに行きすぎないように設計されています。

深めポジションでマウスを持つスタイルだと、手首エイムをした際のセンサーの振れ幅小さくなるので左右のエイム感度が低くなり「引きずり感」「左右エイムの遅れ」を感じる場合があります。

このような場合には、まずはゲーム内感度を見直してみましょう。
感度に問題が無い場合はマウスソールの交換やスピード寄りのマウスパッドに変えるといったマウスの周辺機器の見直しを行ってみましょう。

それでも改善されない場合はセンサーの位置が原因である可能性が高いので、マウスのグリップポジションを後ろにする。もしくはセンサーが前寄りのマウスを使うことで解決できる可能性が高いです。

センサーの位置が前寄りにあるマウスではセンサーの振れ幅を大きくすることができるので、手首エイムの感度が高くなりエイムスピードが速くなります。

センサー位置が後ろ寄りの場合

細かいエイムがやりづらい」、「感度が高い感じがどうやっても消えない」という方はセンサー位置が後ろ目のゲーミングマウスがおすすめです。

センサーが後ろ側にあるマウスは浅いポジションでマウスを持つ「浅めのつかみ持ち」や「つまみ持ち」スタイルの場合でもセンサーの位置が前側に行きすぎないように設計されています。

浅めのポジションでマウスを持つスタイルの場合、手首エイムをした際のセンサーの振れ幅が大きくなるので左右のエイム感度が高くなるので、「エイムが行き過ぎたり」「細かいエイムのやりづらさ」を感じる場合があります。

このような場合、まずはゲーム内感度を見直してみましょう。
感度に問題が無い場合はSteelSeries「QCK heavy」のような滑りがゆっくり目で止めやすいコントロール性の高いマウスパッドに変えてみましょう。

それでも改善が見られない場合はセンサーの位置が原因である可能性が高いので、グリップポジションを前にする。もしくは後ろ寄りの位置にセンサーが付いているマウスを使うことで解決できる可能性が高いです。

センサーの位置が後ろ側にあるマウスではセンサーの振れ幅を抑えることができるので、手首エイムの感度が低くなり細かいエイムがやり易くなります。

センサーの位置まとめ

センサーの位置はエイムスピードと細かいエイムの精度に大きく関わる要素です。

センサーの位置は手首を使った左右のエイム感度に密接に関わっており、センサーの位置によってエイム(視点移動)感度が少し変わります。
FPSやTPSをプレイする場合はエイムの精度・スピードに直結するので、特にセンサーの位置は重要。

センサーの位置が前寄りでも後ろ寄りでも、「ゲーム内感度を変えて調整したらいいのでは? 」と思うかもしれませんが、ゲーム内感度を変えると上下左右すべての感度が変わります。

ですが、センサーの位置を変える場合は手首エイム時の左右感度だけが変動します。つまり、手首を使った細かいエイムの感度をピンポイントに調整するならセンサーの位置を変えるしか無いという事になります。




しかし、最近のゲーミングマウスはどんな持ち方でも大きなフィーリングの変化が起こりづらい「中心」付近にセンサーが配置されており、深め・浅めどのポジションでマウスを持っても大きくフィーリングが変わらないように設計されています。

癖が無くて使いやすいと言えばその通りなのですが、自分にピッタリハマる位置にセンサーが搭載されているゲーミングマウスを見つけるのは難しいというのが現状です。

センサー位置を調整できるゲーミングマウス

ここまでセンサーの位置について解説してきましたが、自分の求めるフィーリングにぴったりハマるセンサー位置のゲーミングマウスを見つけることは難しいという結論を出しました。

しかし、現状1つだけセンサー位置による悩みを解決するゲーミングマウスが存在しています。

その名も“「Pwnage StormBreaker」”
世界で唯一センサー位置をカスタマイズできるゲーミングマウスです。

Pwnage(ポウネイジ)

「StormBreaker」

販売価格:26,580円(執筆時点)

詳しいスペックは以下の通り。

マウス名Pwnage StormBreaker
接続方式2.4Ghz無線/有線
材質マグネシウム合金
形状デザイン左右非対称デザイン
センサーPixArt PAW 3395
DPI最大26,000DPI
最大トラッキング速度650IPS
最大加速度50G
ポーリングレート最大4,000Hz
MCU(制御装置)Nordic nrf52840
サイズ縦幅122×横幅64×高さ42mm
重量~51g
マウスソール100%PTFEもしくはガラス(別売り)
スイッチSorted Omron 20M(クリック耐久2,000万回)
バッテリー300mAhリチウムイオンバッテリー
連続使用時間最大120時間
防水・防塵機能IP54

センサー位置の調節機能

Pwnage StormBreaker」は特許所得済みのセンサー調整技術を搭載しています。

センサー横のネジを緩めることでセンサーを前後に動かすことができ、自分の好みに合わせてフィーリングの調整が可能です。


Pwnageによるとセンサーの位置を調整することで最大14%エイムスピードとエイム精度が向上し、エイム中の軌道ズレを最大23%低減するとのこと。

表現が「最大○○%」となっているのでかなり大きな数字に見えますが、仮に中央値であっても、エイムスピードと精度が「7%」向上し、エイムの軌道ズレは「11.5%」低減することになるので……決して小さくないメリットを得ることができます。

本体スペック

いくらセンサーの位置を調整できても本体スペックがイマイチなら本末転倒。

そこで肝心のスペックを以下の表でまとめました。

マウス名「Pwnage StormBreaker」
接続方式2.4Ghz無線/有線
材質マグネシウム合金
本体重量~51g
形状デザイン左右非対称エルゴノミクスデザイン
センサーPixArt PAW 3395
DPI最大26,000DPI
最大トラッキング速度650IPS
最大加速度50G
ポーリングレート最大4,000Hz
MCU(制御装置)Nordic nrf52840
サイズ縦幅122×横幅64×高さ42mm
重量~51g
マウスソール100%PTFEもしくはガラス(別売り)
スイッチSorted Omron 20M(クリック耐久2,000万回)
バッテリー300mAhリチウムイオンバッテリー
連続使用時間最大120時間
防水・防塵機能IP54

ハイエンドマウスらしい構成でパーツグレードに妥協はありません。執筆時点(24年2月時点)で最高スペックのパーツのみで構成されています。

クリックスイッチの耐久値こそ2,000万回と平凡ですが、このスイッチはプレミアム仕様。
最高のパフォーマンス、超低遅延のクリック速度、信頼性を確実にするために、組み立て作業前と後に手作業で選別し、テストを行ったこだわりのスイッチです。

4,000Hzポーリングレートに対応

発売当初は最大2,000Hzだったポーリングレートもファームウェアアップデートをすることで最大4,000Hzまで対応。より早いエイム操作、クリック入力が可能になりました。

最近のトレンドマウスであるLAMZU ThornやLAMZU Atlantisといった他社のハイエンドゲーミングマウスと比べて唯一劣っていた「最大ポーリングレートの低さ」はクリアされています。

ポーリングレートとは
  • ポーリングレートは1秒間の間に何回データをPCに入力できるかの数値。標準的なゲーミングマウスは最大1,000Hz。
    数値が高いほど入力遅延が小さくなるので、ポーリングレートは高ければ高いほど良い

本体素材には「マグネシウム合金」を採用

このマウスの特筆すべき点として、本体素材にマグネシウム合金製が用いられている事が挙げられます。

マグネシウム合金はプラスチック素材よりも高強度・高耐久な金属素材。
Pwnage StormBreaker」は通常のゲーミングマウスと比べて多機能なためパーツ点数も多いですが、マグネシウム合金を肉抜き加工することで全ゲーミングマウスの中でもトップクラスの51gという超軽量な本体重量を実現しています。

軽さはマウスの操作スピードに直結するので、FPSやTPSの撃ち合いに勝つために重要な「エイムスピード」を高めるメリットを生み出します。

まとめ

Pwnage StormBreaker」は、
感度を調整しても細かいエイムがやりづらい」
「感度が高い感じがどうやっても消えない」
「エイムが遅れる感じや引きずり感がある」
「手首で動かせるエイム範囲が足りない時がある」という方におすすめのハイエンドゲーミングマウスです。

センサー位置を変えることができるゲーミングマウスは現状StormBreakerただ1つです。特許所得済みの技術なこともあり、基本的にPwnage以外にはセンサーの位置を動かせるマウスは出せない可能性が高いです。


なので、現状センサーの位置が問題の悩みを解決するには「Pwnage StormBreaker」が唯一でベストな選択肢です。

センサー位置を変えられるメリット
  • センサーの位置を動かすことで、ゲーム内の感度設定では調整しきれない「手首エイムの感度」を調整できるので、左右のエイムスピードの調整、細かいエイム精度を高めることができます。

また、多機能ながらマグネシウム合金素材と肉抜き加工を組み合わせることで全ゲーミングマウスの中でもトップクラスの軽さである51gを実現。
マシンスペックにも妥協は無く、最新のフラッグシップセンサーにMCU(制御装置)を搭載しており、話題の4,000Hzポーリングレートにも対応と超ハイエンド仕様です。

「何をやってもエイムのフィーリングが納得できる感触にならない」という方はこのマウスをご検討ください。

Pwnage(ポウネイジ)

「StormBreaker」

販売価格:26,580円(執筆時点)