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【DELUX M800 Ultraレビュー】つかみ持ちに最適化された超コスパゲーミングマウス

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DeLUX M800Ultra 」は「つかみ持ち」に最適な超コスパゲーミングマウス。

実売価格8,599円(執筆時点)ながら非常に優れたビルドクオリティ。
メインクリックには8,000万回の耐久性があるメカニカルスイッチを搭載しています。


マウスで最も重要なセンサーには最新フラッグシップセンサーである「PixArt PAW3395」を搭載。
ハイエンドゲーミングマウスのスタンダードになりつつある4,000Hzポーリングレートにも対応と、はっきり言って価格破壊レベルのコストパフォーマンスがあります。

この記事では超コスパゲーミングマウスである「DeLUX M800Ultra 」の特徴や実際に使ってみた使用感を詳しく解説していきます。

DELUX「M800 Ultra」はどんなマウスか?

DeLUX M800Ultra 」は中国の大手PC周辺機器メーカーDELUXが展開するフラッグシップゲーミングマウス。

DELUXについて
  • DELUXは1994年に中国で設立され、輸出量で中国国内1位を記録したこともある大手PC周辺機器メーカー。ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、アジア、中東などを含む世界100か国以上にPC周辺機器を展開しています。

最大の特徴は圧倒的なコストパフォーマンスの高さにあります。


本体形状はRazer「Viper V2 Pro」を一回り小さくしたクローン形状で、つかみ持ちに最適な左右対称形状。


スペックはハイエンド仕様となっており、メインスイッチには8,000万回のクリック耐久がある高性能なメカニカルスイッチを搭載。

マウスで最も重要なセンサーにはPixArt社製の最新フラッグシップセンサー「PixArt PAW3395」が採用されています。
ハイエンドゲーミングマウスのスタンダードになりつつある4,000Hzの高ポーリングレートにも対応。

重量設計も最新のゲーミングマウスのトレンドである超軽量の流れにしっかりと追随しており、バッテリー容量が300mAhモデルで49g600mAhモデルで55gとなっています。ちなみに55gでも全ゲーミングマウス中トップクラスの軽さ。

また、アクセサリーも充実しており交換用マウスソールとグリップテープが付属しています。



ハイエンド仕様のスペックに豊富なアクセサリーを備えていながら、価格は8,599円(執筆時点)。
はっきり言ってこの性能のゲーミングマウスとして見ると価格破壊レベルの圧倒的なコストパフォーマンスをほこります。

コストパフォーマンスを比較



また、コストパフォーマンスの高さを分かりやすくするために、競合ゲーミングマウスとの簡単な比較表を作ってみました。

メーカー/マウス名スイッチセンサーポーリングレート価格(執筆時点)
DELUX 「M800Ultra」メカニカルPixArt PAW 3395最大4,000Hz8,599円
Razer
「Viper V2 Pro」
オプティカルスイッチFocus PRo 30K最大8,000Hz19,980円
Lamzu 「Atlantis Mini Pro」メカニカルPixArt PAW 3395最大4,000Hz16,280円
PulsarGamingGears 「X2V2シリーズ」オプティカルスイッチPixArt PAW 3395最大4,000Hz13,860円
※全て4,000Hz用ドングル無しの価格

RazerとPulsarのゲーミングマウスはメインクリックにより高性能な、光学読み取り式の「オプティカルスイッチ」を搭載しており、さすがにここには価格の違いによる差があります。

また、形状デザインのクローン元であるRazer「Viper V2 Pro」の8,000Hzポーリングレートはさすがに異次元です。超一流ゲーミングデバイスメーカーならではの凄みがあります。

しかし、他の部分ではほとんど差が無く、価格から考えると良い意味でおかしなことになっています。

本体に加えて4,000Hz用のドングルをプラスしても約11,000円なので、、、やはりコストパフォーマンスが高すぎます。

どんな方におすすめか

DELUXDELUX M800Ultraは、グリップスタイルが「つかみ持ち」でコスパの高いワイヤレスゲーミングマウスをお探しの方」「予算1万円でハイエンドゲーミングマウスをお探しの方」にベストなゲーミングマウスです。

本体デザインは左右対称。
高さが低めで少し平べったく、マウスサイドのシェープ(絞り込み)が深めになっています。
Razer「Viperシリーズ」のクローン形状となっており、「Viper V2 Pro」より1回り小さく、「Viper Mini」より1.5回りほど大きいサイズ感。

持ち方との相性は、中央~深めのポジションの「つかみ持ち」と最も相性が良いです。

マウスを中央~深めのポジションでつかむように持つと、指と手のひらがマウスにぴったりとフィットし、非常に高いグリップ力を得ることができます。

付属品も交換用マウスソールとグリップテープが付属。購入してすぐに完全な状態で使い始めることができます。



また、「つかみ持ちってどんな持ち方? 」という方のために、こちらではマウスの持ち方を解説しています。いまいち自分のマウスの持ち方が分からないという方は是非読んでみてください。

カタログスペック

メーカーDELUX
マウスモデル名M800 Ultra
形状デザイン左右対称
接続方式・2.4GHz無線
・有線(USB-type-C)
・Bluetooth
重量・49g±3g(300mAhモデル)
・55g±3g(600mAhモデル)
本体サイズ縦幅124×横幅64×高さ38mm
カラーバリエーション・ホワイト
・ブラック
・ピンク(600mAhモデルのみ)
・空色(600mAhモデルのみ)
センサーPixArt PAW 3395
最大DPI26,000DPI
最大トラッキング速度650IPS
最大加速度50G
ポーリングレート125/250/500/1,000/2,000/4,000Hz(別売4Kレシーバー使用時のみ2,000Hz/4,000Hzを選択可能)
LOD(リフトオフディスタンス)1mm/2mm
MCU(制御装置)Nordic 52840
メインクリックスイッチHuano PinkDotスイッチ
マウスソールPTFEソール(実測値:0.7mm厚)
バッテリー・300mAh
・600mAh
連続使用時間300mAhモデル:最大60時間
600mAhモデル:最大120時間
ソフトウェア有り(対応言語:中国語/英語)
付属アクセサリー交換用マウスソール/グリップテープ
価格(執筆時点)300mAhモデル:8,599円
600mAhモデル:8,999円
4Kドングル:2,599円

本体形状

本体形状はRazer「Viperシリーズ」のクローン形状となっており、マウストップの高さが低めで平べったく傾斜も緩やか。指を立てるグリップスタイルに最適な形状デザインです。

マウストップの頂点はやや後ろ寄り。手のひらをマウスにあずける「普通~深めのポジション」でグリップする場合、手のひらにしっかりとフィットするのでマウスを激しくマウスを動かしたときも安定して保持(グリップ)することができます。

サイドのシェイプ(窪み)はかなり深めに絞り込まれています。

マウス前側の逆ハの字の角度が急になっており、指を伸ばした状態でマウスサイドに指を沿わせるスタイルだと、シェイプの角度が急なこともあり指全体でマウスを支えることができず“フィット感が低いです”。

しかし、少し指を折り曲げた状態で、マウスの上からつかみ込むようにマウスを持つと、非常に高いフィット感とホールド性を得ることができます。

サイズ

マウス名サイズ
DELUX「M800 Ultra」124x64x38mm
Razer「Viper V2 Pro」127x66x38mm
Razer「Viper Mini」119x61x38mm

サイズは縦幅124mm×横幅64×高さ38mmのミディアムサイズ。
実際に指をかけるグリップポジションはマウスの中央のセンターポジションで58.5mmとなっています。

「Razer Viper V2 Pro」より一回り小さく、「Viper Mini」よりは1.5回りほど大きいサイズ感です。

持ち方の相性

筆者の手の大きさは横幅8cm長さ19cmで、日本人男性の平均サイズです。
指の太さや長さ、それぞれの持ち方、癖、力の込め具合といったさまざまな要因によって感じ方が異なる可能性があります。
あくまでも個人としての感想でなので、参考として意見を受け取ってくださるとありがたいです。

かぶせ持ちとの相性

かぶせ持ちとの相性は悪いです。

マウス前側の逆ハの字の角度がきつめなので薬指にまんべんなくフィットせず、指全体でマウスを支えることができません。

指先ベースで支えるのか、第2関節あたりで支えるかのどちらかをマウス側に強制される感覚があります。

また、高さも低めなので、マウスの後ろから握り込むように持つスタイル、マウスの上から被せるスタイル、どちらのスタイルでも小指が収まりきらずマウスパッドに触れてしまいます。

そして、かぶせ持ちスタイルで持つとなるとどうしても小指を折り畳まなければならず、変則的な持ち方になってしまいます。

ただ、小指を曲げると指の収まりは良くフィット感はそれなりにあるので、小指だけを曲げるかぶせ持ちスタイルの方なら悪くは無いかと思います。

つかみ持ちとの相性

つかみ持ちとの相性は非常に良いです。

普通~深めのポジションにおいて非常に高いフィット感とホールド性を得ることができます。

マウスサイドのシェープとつかみ持ちスタイルでの指のポジションががっちりと噛み合い、普通~深めポジションでは特にホールド性が高いです。

マウス中心ポジションをつかみ持ちする場合、親指を手前側のサイドボタン下に配置し、薬指をマウス前側の逆ハの字の部分に、小指をマウス後部の出っ張りにかけるとがっちりとつかみ持つことができます。

フィット感ホールド感ともに文句なしです。

深めポジションで保持する場合は、親指を前側のサイドボタン下に配置。薬指はマウス前側の逆ハの字部分に配置し、小指をマウス中心付近のくぼみ部分に配置することで、ベストなフィット感を得ることができます。

浅めポジションのつかみ持ちは前述の普通~深めポジションほどのフィット感はないものの、高いフィット感はあります。

気になる点は少し小指に力を入れづらいところだけで、ホールド性はしっかりとを得ることができます。

つまみ持ちとの相性

つまみ持ちとの相性は良いです。

指を伸ばした状態でのつまみ持ちは、指の窮屈さや突き上げ感といったストレスも無くとても持ちやすいです。
深めのポジション・浅めのポジションどちらでも指のかかりが良く、しっかりとホールドできます。

ただ、指を立てるスタイルのつまみ持ちの場合、親指と薬指のフィット感は申し分ないですがマウス後部の膨らみが大きめなことが原因で、少し小指のかかりが悪く若干力の込めづらさを感じます。

中央付近に指をかけると小指のフィット感も良く力の込めづらさは感じません。
しかし、浅めのポジションで持つ場合は少し力がかかりづらいと感じます。

指のどこに力を込めるのか、どのくらい込めるのかなど、人それぞれ違う癖によって感覚が変わるとは思いますが、筆者的には浅めポジションで指を立てるつまみ持ちスタイルはおすすめしません。

重量

筆者の個体は600mAhモデルでメーカー公称値55g、実測値では56gでした。

本体重量はバッテリー容量が300mAhモデルで49g、600mAhモデルで55gとなっています。

300mAhモデルの49gという重量は全ゲーミングマウスの中でも最上位の軽さ。「Viper V2 Pro」と比べても9gも軽くなっており、パフォーマンスを追求するなら300mAhモデルがおすすめです。

また、600mAhモデルは55gとなっており、軽さでいうと劣りますが十分に軽いです。(筆者はよく充電を忘れるので600mAhモデルを選びました)

軽量ゲーミングマウスにありがちな肉抜きも一切されていない完全なソリッドシェル仕様なので、ホコリや手汗などが原因のスイッチの接触不良や内部基盤のショートといったトラブルが起こりづらい安心設計です。

重量バランス

重量バランスはやや後ろ寄り。

ちょうど後ろ側のサイドボタンあたりが重心センターになっています。

ビルドクオリティ

ビルドクオリティは非常に高いです

マウスを思い切り握っても軋みきしみ撓みたわみは起きません。高い剛性がありとても頑丈です。

メインクリックボタンの左右ブレは1mm以下、ホイールの左右ブレも無くカタつきも全くありません。

また、激しくマウスを振っても音は鳴りません。全てのパーツが適切に取り付けられています。

表面質感・コーティング

表面の質感はサラサラとしており、とてもなめらかな肌触り。

ただ、滑り止め効果はゼロと言っていいほど無くスルスルと滑ります。指紋残りも一切無いので、滑り止め効果のあるコーティングでは無いと思います。

このマウスは指先を使って保持するスタイルに最適化されているので、付属のグリップテープやサードパーティ製のグリップテープを貼り付けた方が良いと感じました。

グリップテープ

マウスサイドとメインクリックボタンの形に切り出されたグリップテープが付属しています。厚みは0.5mm、クッション性も少しあります。

質感はほんの少しだけしっとり感のあるサラサラな感触。

指に引っかかる感じはありますが指に吸い付く感じはほとんど無く、あくまでも“滑り止め”といった感じ。グリップテープとしての評価としては微妙といったところです。

メインクリック・フィーリング

メインクリックには8,000万回のクリック耐久値があるメカニカルスイッチ「Huano Pink Dot Switch」が搭載されています。

クリックフィードバック(スイッチ感)はそこまで大きくありませんが、押し込んだ際にはスイッチ感をしっかりと感じます。

クリック音は耳に付きにくい少し低めの「パチパチ」系の音です。

左クリックフィーリング

クリックの重さは普通程度。

クリック入力までの遊び(デッドゾーン)がほぼ無く、力を入れれば即座にクリックできます。

スイッチの戻りも早く、単発や2発のタップ撃ちをしっかりと撃ち分けることができます。


ただ、ホイールより前の位置をクリックすると少しフワッとした柔らかいフィーリングに。
スイッチの戻りも少し遅れるので連打速度もやや落ち込みます。

右クリックフィーリング

個体差なのか仕様なのか判断が付きませんが、左クリックと比べると右クリックの押し心地は明らかに柔らかいです。

軽い力で押し込めますが、スイッチの戻りが少しだけ遅くもったりしています。クリック音は左クリックに比べてほんの少し低いです。

FPSやTPSといったシューティングゲームで、右クリックを押しっぱなしにする(ホールドでADS)するスタイルならほとんど気になりません。

しかし、1回クリック(切り替えでADS)するスタイルの場合では、何度もADS切り替えをすると若干のクリックの戻りがモタつく感じがあります。
FPSではそこまで右クリック(ADS切り替え)を連打する場面はありませんが、若干気になる可能性があります。

また、「Leage of Legends」などのMOBAゲームでは右クリックを連打する場面も多いので、MOBAゲームをメインにプレイする方には特に気になる可能性が高いです。

サイドボタン

サイドボタンの押し心地はやや重めです。

ボタンの上を指でなぞった程度ではボタンは動かず、しっかりと押し込まないとクリックできません。誤入力が起こりづらい設計になっています。

サイドボタンは瞬時に使いたいスキルのキー割り当てをする場所でもあるので、少し硬いかなといった印象。

クリック感ははっきりとしたスイッチ感のあるフィードバックがあり、カチカチ系のクリック音。
カタつきはありませんが、ボタンとスイッチの間にすこし隙間があるようで、クリック成立までの間に少し粘り気を感じます。ただ、速く押し込んだ場合はほとんど気になりませんでした。

サイドスイッチとサイドスイッチの間には大き目の隙間があり、2つのボタンを一緒に押してしまうことはありません。

ホイール

回し心地は軽さも重さも感じない「普通」の重さ。

左右のカタつき・ブレも全くない素晴らしい仕上がりです。

1スクロール毎のフィードバックの強さ(ノッチ感)は普通程度。粘り気やしっとり感は無く1スクロールごとの分離感がはっきりしたドライな感触です。
ホイールを回すと「コリコリ系」の適度なフィードバックを指先で感じます。

また、どんな速度で回しても重さがほとんど変わらず、フィーリングの変化がほとんどありません。ゆっくり回しても速く回しても、1スクロールのフィードバックを指で感じることができます。

どれだけ回したか分からなくなるのが苦手な方にはこのフィーリングの安定感はかなりハマると思います。

ホイールクリック

ホイールはクリックするまでの遊び(デッドゾーン)はほぼゼロですが、かなり重めの押し心地。遊びスイッチの戻りは普通程度の速さです。

ホイールスクロール中に誤って押し込んでしまうといった誤入力は起こりづらいです。

センサー

ゲーミングマウスで最も重要な部分であるセンサーにはPixArt社製「PAW 3395」が採用されています。

このセンサーは、VALORANTのプロゲーマーが使用する「Lamzu Thorn」や「Pulsar Xlite V3 es」などにも採用されているフラッグシップセンサーです。

センサー位置はマウス中心から約6mm前側に寄っています。
深めのポジションで保持した際にもセンサーの位置が後ろに行きすぎない設計。

センサー挙動も問題なく、実際に「Overwatch2」を6時間ほどプレイしましたが、センサー飛びや不自然なガタつきなどは一切起こりませんでした。

※ゲームにおけるセンサー位置の重要性について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

ポーリングレート

ポーリングレートは最大4,000Hzまで対応。

マウス付属のドングルでは最大1,000Hz、別売りドングルを使用する事で2,000Hz・4,000Hzが選択可能になります。

Razerから提供されているポーリングレートテスターでテストした結果、上限値である4,000Hz付近を推移していました。

LOD(リフトオフディスタンス)

LOD(リフトオフディスタンス)は1mmと2mmから選択可能です。

  • 1mm設定時:実測値0.5mm

  • 2mm設定時:実測値1.3mm
LOD(リフトオフディスタンス)とは?
  • LOD(リフトオフディスタンス)はマウスを持ち上げた際にセンサーが反応しなくなるまでの距離
    基本的には短ければ短いほどよく、1mm以下なら優秀とされている
  • マウスパッドやデスク環境によっても多少変化するが、LODが短いとマウスを持ち上げる際のエイムブレを最小限に抑えることができる

マウスソール

マウスソールは細長いタイプが上下に1枚づつ貼り付けられています。厚みは実測値で0.7mm。

ソール端のエッジ処理はしっかりとラウンド加工(角を落として丸めた加工)されており、マウスパッドに引っかかることはありません。

しかし、マウスソールの中央がなぜか窪んでいます。
貼り付けられているソールがたまたま成型不良や検品漏れだったのかな?と思い交換用のソールもチェックしましたが、どちらも同じだったのでこれはそういう設計のよう。

滑り具合

滑り具合はかなりスピード寄りとなっており、動かし初めから軽く、滑りもスムーズでスピードもかなり速いです。


ただ、マウスを止めようとした時のブレーキ感がほとんど感じられず、コントロール性は低くなっています。

ゲームでの使用感

「APEXLegends」や「Overwatch2」などのマウスを動かし続ける「トラッキングエイム」を多用するゲームは非常に快適です。ターゲットの左右移動(レレレ移動)の切り返しタイミングや、斜め方向のダイブジャンプの動きにもエイムを追従させやすいと感じました。

しかしVALORANTでは止めづらさが気になったので、ヘッドショットを1発当てるピンポイントなエイム精度を高めるにはコントロール性の高いマウスパッドで滑りを抑えた方が良いです。

また、窪みの無いサードパーティ製のマウスソールもラインナップにあるので、どうしても滑り過ぎる場合にはソールの貼り変えも一考の余地あり。

バッテリー

バッテリー容量は300mAhと600mAhから選択可能です。

連続使用時間は、300mAhモデルはメーカー公称値で最大60時間。
600mAhモデルで120時間となっています。

筆者は充電を忘れがちなので最大120時間の連続使用が可能な600mAhモデルを選択。
ポーリングレートは4,000Hz、MotionsyncはOFFに設定時、1時間半で2%バッテリーが減っていたので、単純計算で75時間の連続使用が可能です。

ケーブル・レシーバー

マウス本体のパッケージにはワイヤレスゲーミングマウスおなじみのレシーバーが同梱。延長用アダプターも付属しています。(延長用アダプターはホワイトモデルでもカラーはブラック)

ケーブルはパラコードケーブルとなっており、メーカー純正のパラコードとしてはかなり軽くなっています。

しかし、巻きグセがなかなか取れづらく、クセをとるために伸ばしたり張ってみたりしたのですがクセが取れきれません。充電用途としては何の問題もありませんが、ケーブルを刺した状態でマウスを使うのは厳しいです。

4K(4,000Hz)ドングル

「DELUX M800 Ultra」は、別売りの4,000Hz(4K)ドングルと接続することで2,000Hzと4,000Hzのポーリングが解放されます。

接続方法は以下の通りです。

  • M800Ultra用ソフトウェアの「4000Hz Version」をインストール
    ソフトウェアのダウンロードこちらから


  • マウス底面のスライドスイッチを右側の2.4Gに合わせる

  • スライドスイッチ左側のDPI/Pairボタンをランプが高速点滅するまで長押しする

  • 4KレシーバーをPCと接続する(必ずPC背面のUSBポートに接続する)

  • ソフトウェア上に4,000Hzの表示があれば無事4Kレシーバーとの接続完了

M800Ultra用のソフトウェアのダウンロードこちらから

付属品

付属品は、マウス本体、USB-Type-Cケーブル、2.4GHzレシーバー、レシーバー延長アダプター、マウスグリップテープ、交換用マウスソール、ポーチ。

付属品は非常に豊富です。別途買い足す必要があることが多いグリップテープも付属しており、購入してすぐに完全な状態で使い始めることができます。

ソフトウェア解説

ソフトウェアはDELUXのサイトからダウンロード可能。接続も保護されており安心してアクセスできます。

ダウンロードしたフォルダからもウイルスは検出されませんでした。
また、ソフトウェアインストール時に警告が出ますが続行しても問題ありません。

ソフトウェアのダウンロードはこちらから

Main

Mainの項目では7個あるボタンに任意のキーを割り当てることができます。

Peformance

Peformance(パフォーマンス)の項目ではDPI設定とポーリングレートの設定ができます。

また、ポーリングレートのランプカラーは以下の通りです。

  • 125Hz(レッド
  • 250Hz(グリーン
  • 500Hz(ブルー
  • 1,000Hz(パープル
  • 2,000Hz(イエロー
  • 4,000Hz(ホワイト)

Advanced

Advancedの項目では以下の設定が可能です。

・Lift-off Distance


・Linear Calibration


・Motion Sync


・Deep hibernation


・Sleep Setting


・key Delay

Lift-off Distance

Lift-off Distance(リフトオフディスタンス)は1mmと2mmから選択可能。

Lift-off Distance(リフトオフディスタンス)は、マウスをどのくらい持ち上げたらセンサーが反応しなくなるのかの設定。

数値が低いほどマウスを持ち上げて置きなおした際のエイムブレが小さくなるので、基本的には1mmに設定しておきましょう。

Linear Calibration

Linear Calibrationは手の動きによるブレ、歪みを直線に補正する機能。

ゲームでは不必要な機能なのでOFFで良いです。

Motion Sync

Motionsyncとはほんのわずかに遅延が発生する代わりに視点操作(エイム)を滑らかに補正してくれる機能です。

筆者はOFFにしていますが、1度試してしてみて良いフィーリングを感じたならONでも良いと思います。

Motionsyncとは?
  • Motionsyncとは、超低遅延でマウスのトラッキング精度を高めるセンサーの拡張機能。センサーが検知したマウスの動きがPC側に入力される際のズレを補正し、滑らかな視点操作を可能にする
Deep hibernation

Deep hibernationはスリープ解除の設定です。

・ON:クリックすることでスリープを解除

・OFF:マウスを動かすことでスリープ解除

SleepSetting

SleepSettingはマウスがスリープモードに移行するまでの時間の設定。お好みの時間に設定しましょう。

KeyDelay

KeyDelayはクリックの入力遅延設定です。

最短2ms、最長10msとなっています。

ゲームではクリックは速いほど良いので2msに設定しておけばOK。
意図しないダブルクリックやマウスを置きなおした際にクリックが暴発する場合は8msを上限に設定すると良いです。

まとめ

DELUX「M800 Ultra」は、グリップスタイルが「つかみ持ち」でコスパの高いワイヤレスゲーミングマウスをお探しの方」「予算1万円でハイエンドスペックのゲーミングマウスをお探しの方」にベストなゲーミングマウスです。

本体形状は「Viper V2 Pro」より1回り小さいRazer Viperシリーズのクローン形状。
肉抜き加工無しの非常に頑丈なトップシェル、左右ブレ・カタつきの無いボタン・ホイールとビルドクオリティは優秀です。

スペック面にも隙は無く、最新の「PixArt PAW3395」フラッグシップセンサーを搭載し、ハイエンドゲーミングマウスのスタンダードになりつつある4,000Hzポーリングレートにも対応。メインクリックは8,000万回の耐久性があるハイエンドメカニカルスイッチを搭載しています。

また、本体重量もゲーミングマウスの軽量トレンドにしっかりと追随しており、トップクラスの49g/55gの超軽量設計となっています。

メインクリック先端のクリックフィーリングの柔らかさ、素早い入力には向かない硬めのサイドボタン、人によっては滑り過ぎると感じるマウスソール。
プレイスタイルやグリップポジション、キー割り当てによっては気になる部分があるのは事実です。

しかし、どうやっても1万円以上求められるハイエンドスペックながら、実売価格8,599円(執筆時点)という価格設定は、本当にとてつもないコストパフォーマンスの高さです。

また、別売りの4K(4,000Hz)用ドングルは必須ではありません。デフォルトのドングルでも「PAW3395」Motionsyncなどのセンサーの調整機能やはすべて使うことができます。
別売りの4kドングルは「ちょっと本気でゲームやろうかな? 」「やっぱり最高スペックの状態で使いたい」というタイミングが来てからでも良いと思います。

DELUX「M800Ultra」はマウスの持ち方が「つかみ持ち」で、「コストパフォーマンス重視でマウスをお探しの方」「予算1万円でゲーミングマウスを探している方」に非常に良い選択肢です。

以上、DELUX M800 Ultarのレビューでした。


また、「つかみ持ちってどんな持ち方? 」という方のためにこちらでマウスの持ち方を解説しています。いまいち自分のマウスの持ち方が分からないという方は是非読んでみてください。