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【FPS初心者向け】3ステップでマウス感度を合わせる方法【徹底解説】

FPSをプレイしていて、「感度がなかなか定まらない」「感度がしっくりこない」このような感度(センシ)の悩みを抱えている方は本当に多くいらっしゃると思います。

筆者自身も2ヶ月ほどの間、毎日感度を変える程度では済まず1マッチごとに感度を変えてしまうほど感度設定で悩んでいた時期がありました。

そこで今回は、このような感度設定の悩みを解決するために、「3ステップ」でマウス感度を合わせる方法を解説していきます。

この記事はこんな方におすすめ!
  • 感度の合わせ方を知りたい方

  • 感度が合っているのか不安な方

  • 感度がなかなか決まらない方

感度合わせの3ステップ

今回の記事で感度合わせの基準(初期感度)となる数値は以下のとおりです。

  • ローセンシ:視点を180度振り向くのに必要なマウス操作距離が20cm~
    (800dpi振り向き25cm:APEX Legends:1.04・VALORANT:0.327・Overwatch2:3.46)
  • ミドルセンシ:視点を180度振り向くのにに必要なマウス操作距離が15cm~20cm
    (800dpi振り向き20cm:APEX Legends:1.3・VALORANT:0.408・Overwatch2:4.33)
  • ハイセンシ:視点を180度振り向くのにに必要なマウス操作距離が15cm以下
    (800dpi振り向き15cm:APEX Legends:1.73~・VALORANT:0.544~・Overwatch2:5.77)

ハイセンシとローセンシについて詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
》ハイセンシとローセンシのメリット・デメリットを徹底解説

以下の項目から3ステップの感度合わせの方法を解説していきます。

ステップ1:大まかな感度合わせ

※ある程度感度が決まっている方はこの項目を読み飛ばしてもらって構いません

まずは自分の「感性」に従ってざっくり感度を合わせましょう。

具体的に説明すると、腕を使って大きくマウスを動かすことに違和感を覚える方はハイセンシ

腕を動かしてマウスを大きく動かすことに特に違和感や抵抗が無い方はローセンシにしてみてください。

マウスを動かす事に対してどう感じているのかはっきりしない、分からない方はひとまずミドルセンシに設定しておきましょう。

まずは「なんとなく視点を動かしやすい」「違和感や不快感を感じない」程度の大まかな感度合わせで大丈夫です。

ステップ2:細かな感度合わせ

ある程度感度を合わせたら「APEX Legends」「Overwatch2」「VALORANT」など、自分の好きなFPSゲームをプレイしてみてください。

実際にゲームをしてみると以下のような課題が見えてくるかと思います。

  • エイムが行き過ぎてしまう
  • 敵の手前を撃ってしまう
  • 遠距離の敵に照準を合わせづらい
  • 近距離の敵に対して照準が遅れる
  • エイムの精度が安定しない

あくまでも一例ですが、どれかしら当てはまる事があると思います。

複数当てはまる場合は、最もストレスを感じるものに合わせて調整しましょう。

それではこれらの課題に対する感度の調整方法を解説していきます。

感度調整の基準

感度調整の具体的な基準は、大まかな調整は0.5づつ細かな調整は0.1づつ変えていくのがおすすめです。

一気に感度を変えてしまうと元のエイム感覚から大きくズレてしまい、「いったいどの感度がいいんだ…」と、新たに悩みの種が増えてしまう可能性があります。

ですので、感度を上げる場合も、下げる場合も最大で0.5単位づつ調整していきましょう。

実戦で出てくる問題に対する調整方法

・全く感度が合っていない

FPS初心者の方で、まともにエイムできないような場合はとにかく色々な感度を試すのが良いです。

自分の求めるフィーリングを知るためにローセンシ・ミドルセンシ・ハイセンシの全てを試してみましょう。超ハイセンシや超ローセンシなど極端な感度を試すのも良いです。


感度を試すにはゲームごとに用意されている射撃訓練場のBOT撃ち機能を使います。(BOT設定は棒立ちでOK)
そこそこ弾が当たるくらいで良いので、色々試して自分の感覚に合う感度を見つけましょう。

感度に目星がついたら実際のマッチに挑戦してみてください。

次の項目から実戦で出てくるであろう課題を改善する調整方法を解説していきます。

・エイムが行き過ぎてしまう

エイムが行き過ぎる場合は、感度が高すぎることが原因になっていることが大半です。

なので、「感度を下げる」ことでエイムが行き過ぎる問題は改善できます。

しかし稀だとは思いますが、感度が足りないことが原因でエイムをするときに余計な力が入ってしまい、そのせいでエイムが行き過ぎている場合もあります。

エイムをするときにいつも力んでしまうという場合は、少しだけ感度を上げることも試してみてください。

・敵の手前を撃ってしまう

敵の手前を撃ってしまうのは、感度が足りていないことが原因で起こります。

なので、「感度を上げる」ことで敵の手前を撃ってしまう問題は改善できます。

しかし、「少し前までは普通にエイムできていた」という場合は原因が他のところにある可能性が高いです。

「マウスパッドの消耗」「マウスソールの劣化」などが原因で、マウスの滑りが悪くなることでもこの問題は起こります。
この場合は「マウスパッドを交換する」「マウスソールを貼りかえる」ことで解決する可能性が高いです。

・遠距離の敵にエイムを合わせづらい

遠距離の敵にエイムを合わせづらいのは感度が高すぎる場合に起こります。

距離が離れた敵は当然狙う的(まと)が小さくなるので細かなエイム操作が必要になります。

細かなエイム操作は感度を下げるとやり易くなるので、
遠距離の敵に照準を合わせづらい場合は、「感度を下げる」調整をしましょう。

・近距離の敵に対してエイムが遅れる

近距離の敵に対して照準が遅れる場合は感度が足りていないと起こりやすいです。

なので、近距離の敵に遅れることなくエイムを合わせたいのであれば、「感度を上げる」調整をしましょう。

ただし、近距離戦闘に合わせて感度を上げすぎると他の距離のエイムがおろそかになってしまうので、あまりに大きく感度を上げるのは避けた方が良いです。

・エイム精度が安定しない

精度が安定しないのはどんな感度でも起こりえる問題です。

FPSを始めて間もない初心者の間は、経験が少ないのでどうしてもエイム精度は安定しません。
イメージ通りのエイムが出来ないのはストレスに感じるとは思いますが、初心者の間はグッとこらえて少しづつエイムを身に付けていくしかありません。 

しかし、ある程度FPS経験があるのに精度がずっーと安定しないのであれば、それは感度が合っていない可能性が高いです。
この場合は射撃を外してしまっているときのズレの方向(行き過ぎor手前を撃つ)に合わせて感度を調整しましょう。

加えて、その日の1試合~3試合程度のあいだエイム精度が安定しない方は、
10分~20分ほど射撃訓練場やカスタムモードで実戦でよく使うキャラクターコントロールをしたり、BOTを撃ったりして腕・手首そして目のウォーミングアップを行ってからマッチに入りましょう。



エイム上達法を知りたい方にはこちらの記事もおすすめです。
》BOT撃ちでエイムが上達する3つの理由

ステップ3:最後の微調整

細かな感度調整が済んだら、最後の微調整を行います。

微調整の方法は2パターンあり、

  • ゲームで設定できる最小単位まで微調整していく(0.01単位の調整をする)
  • ある程度まで感度合わせたら、その感度に慣れるまで同じ設定でゲームをやり込む

どちらの方法を選ぶかは人それぞれの考え方や性格によって変わってくるかと思います。

「細部までこだわりたい」几帳面な方は前者の方法を、

「そんな細かい数字まで決めていられない」という方は、後者の自分が感度に慣れる方法を選んでみてください。

どちらのやり方も優劣はありません。自分が納得できるやり方を選びましょう。

まとめ

今回はFPS/TPSなどシューティング向けに感度を合わせる方法を3ステップで紹介しました。

手順をまとめると次のとおりです。

  1. 自分の感性に従って大まかに感度を合わせる
  2. 最もストレスに感じることに合わせて感度を調整する
  3. 最後の微調整は、ゲーム内で設定できる最小単位までこだわって設定する、
    もしくはある程度まで感度を合わせたら、感度に慣れるまでゲームをやり込む

FPSの感度設定に正解はありません。

たとえ振り向き60cmのウルトラローセンシや、振り向き5cm以下のウルトラハイセンシなど極端な感度設定だとしても、それがが自分に合っていると感じるのであればその感度を使うべきです。

結論、エイム感度は自分の感性に従って、自分が良いと思う感度にするのが1番です。
プロゲーマーの方たちの感度を参考にするのは良いですが、無理に同じ感度にする必要はありません。



また、エイム上達法を知りたい方はこちらで詳しく解説しています。具体的な練習メニューも紹介しているので、「エイムを良くしたい! 」という方はぜひ参考にしてください。
》BOT撃ちでエイムが上達する3つの理由

また、FPSにおいてモニターの距離設定も非常に重要です。以下を参考にして自分に合った距離感に合わせましょう。
》モニターの距離合わせを徹底解説

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。