FPS初心者向けゲーム設定ガイド

【FPS初心者向け】モニター距離の調整方法を徹底解説!

FPSやTPS視点のシューティングゲームをプレイする上でモニターの距離は非常に重要です。

モニターの距離を変えることで、「視野角の微調整」と「ゲーム映像に対するズーム調整」を行うことができます。

どちらもゲーム映像の見やすさに大きく関わる要素であり、エイムやキャラクターコントロールなどゲームパフォーマンスを良くしたいのであれば、モニターの距離合わせはしっかりと行うべきです。

しかし、「何を基準に調整すればいいのか分からない」
「調整してみたけどしっくりこない…」など、
どう調整すればいいのか分からないという方は多くいらっしゃると思います。

筆者も同じ悩みを抱えていた経験があり、ベストな距離感にたどり着くまでに「なんかしっくりこないなぁ…」と何十回も調整してきました。

そこで今回は、筆者が実際に何回もモニター距離を調整した末にたどり着いた「モニター距離の合わせ方」をご紹介します!

この記事はこんな方におすすめ!
  • モニターの距離がなかなか決まらない方
  • モニター距離の合わせ方を知りたい方

モニター距離の初期値と調整基準

人それぞれ視力や感覚の違いがあり、加えてモニターのインチサイズの違いもあるので、この距離が最適だと断言はできませんが、一般的にモニターの適切な視聴距離は50~100cm程度といわれています。

今回はFPS/TPSなどのシューティングゲーム向けのモニター距離設定なので、近めの距離「50cm」をスタンダード(初期値)に設定しています。

調整基準

実際にモニター距離を調整する際、大まかな調整は10cm単位、微調整は1cm単位で行ってみてください。

神経質な方だとミリ単位までこだわりたい気持ちが出てくるかもしれませんが、細かいところまで気にし始めるとなかなか調整が終わりません。

細かくこだわって設定するのが目的ではなく、あくまでゲームを快適にプレイするのが目的ですので、あまりこだわりすぎず微調整はどれだけ細かくても1cm単位で行うようにしましょう。

モニター距離の合わせ方

突然ですが、モニターの距離を合わせるために必要なことが1つあります。

それは、自分にとって最も優先度の高い要素が何なのかを明確にすることです。

モニターの距離は、自分が優先する要素に合わせて調整することで理想的な設定に近づきます。
なので、モニターの距離を調整するときは、必ず自分が一番大事だと思うことを把握しておきましょう。

FPS/TPSをプレイする上で特に重要な要素は以下のとおりです。

  • 視覚による情報を多く取りたい
  • 近距離戦闘で敵を見失いにくくしたい
  • 目の負担を抑えたい
  • 反応速度を高めたい
  • とにかく撃ち合いが強くなりたい・遠距離の敵を見やすくしたい

この中のどれか1つだけに合わせる必要はありませんが、複数の要素に合わせるとなると調整に長い時間がかかります。

なので、まずは最も重要だと思う要素に合わせて調整をしてみてください。

次の項目でこれらの要素と相性の良いモニターの距離感を解説していきます。

視覚による情報を多く取りたい

目で見ることで情報を多く取りたい場合はモニターを「遠め」の距離に設置するのがおすすめです。

モニターを離すと画面の広い範囲を視界の中に収めることができるのでゲーム画面の視野が広がり、
「画面端に映る敵の姿」や「重要な情報を示すアイコン」などを見落としづらくなります。

また、画面全体が常に見える距離にモニターを設置すれば
常に視野内に映る情報すべてを見ることができ、
「Apex Legends」で良く起こる複数パーティが入り乱れる混戦状態でも
何が起こっているのか分からずパニックになるという場面を減らすことができます。

近距離戦闘で敵を見失いにくくしたい

ショットガン(SG)やサブマシンガン(SMG)を用いる近距離戦闘で敵を見失いにくくするには、モニターを「遠め」に設置すると良いです。

モニター距離を遠くすることでゲーム映像の広範囲を視界の中に捉えられることができ、瞬間的に敵を見失ってしまう可能性を減らすことができます。

そして、距離を離した分敵の姿が小さく映り、少しゆっくり動いているように見えるので、敵の動きに合わせてエイムを追従させやすくなるメリットもあります。

目の負担を抑えたい

目の負担を減らしたい場合はモニターの距離を可能な限り「遠く」するのがおすすめです。

モニターの距離を離せば目に光を浴びづらくなり、目の負担を抑えることができます。
目の負担を抑えれば長時間のゲームプレイでも目が疲れにくくなり、パフォーマンス低下も抑えることが可能です。

ただ、モニターを離しすぎるとゲーム映像を見づらくなってしまい、かえって目に負担がかかる可能性も。

なので、目の負担を減らすためには「1m」を限度に、画面が見づらくならない範囲でモニターの距離を「遠く」するのがおすすめです。

反応速度を高めたい 

反応速度を高めたいのなら、モニターの距離を「近く」するのがおすすめです。

モニターを近づけると敵の姿が大きく見えるので、視認するまでの時間が早まり反応速度が高まります。

敵を倒すまでの時間が早いゲームでは反応速度の速さが特に重要で、
「VALOTANT」などの敵を倒すまでの時間がとても早いタクティカルシューティングゲームでは、モニターの距離を「近め」に設置するのがおすすめです。

とにかく撃ち合いが強くなりたい・遠距離の敵を見やすくしたい

遠距離にいる敵を見やすさ、撃ち合いの強さを優先する場合は、
モニターの距離を可能な限り「近く」するのがおすすめです。

モニターの距離が近ければ近いほど敵の姿が大きく見えるようになるので、
ゲームタイトル問わず、撃ち勝てると大きく有利になる「中距離~中遠距離」の
撃ち合いシーンでのエイムを合わせやすくなります。

ただ、モニターを近づけると目の負担が増えるので、ドライアイや眼精疲労など目のトラブルにつながるリスクがあります。

ですので、いくら撃ち合いの強さを重視するとしても、30cmを上限に極端に近づけることは避けましょう。

まとめ

今回はFPS/TPSゲーム向けにモニター距離の合わせ方を紹介しました。

モニターの距離は自分が重要だと思う要素に合わせることで最適な距離感になります。

しかし、モニターの距離に限らず、プレイ環境を変えると初めのうちはどうしても違和感を感じるものです。
今までと比べて明らかに目の疲れを感じたり、大幅にパフォーマンスが落ちていない限り、
違和感があっても1マッチか2マッチ程度は変更したモニターの距離を変えずに試してみることをおすすめします。



また、感度設定でお悩みをお持ちの方にはこちらの記事もおすすめです。
》3ステップでマウス感度を合わせる方法

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。