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この記事では「本格的にゲームに打ち込みたい!」
「今使っているゲーミングデバイスが古くなってきたから買い替えたい」という方に向けて、「合計予算2万円でゲーミングマウスとキーボードを揃える」をテーマに、おすすめのゲーミングマウス5選とキーボード5選をご紹介します!
予算2万円? 「もうちょっと安く揃えたいなぁ」という方は、こちらの1万円でゲーミングマウス・キーボードを揃える!の記事がおすすめです!
マウスとキーボードどちらにコストをかけるべき?
マウスとキーボードでどちらにコストをかけるべきか?
コストをかけるべき優先順位はマウスが圧倒的に高いです。
何故か? FPSにおいては何よりもAIM(エイム)が重要だからです。
FPSというゲームジャンルでは「敵を倒すこと」が一番重要で、これさえできれば他はいらないレベルです。
そして敵を倒すにはエイムが必要で、そのエイムの良し悪しを決定づける道具(デバイス)はマウスです。
なので、マウスとキーボードのどちらにコストをかけるべき? という疑問に対する回答は「マウス」であると断言します。
キーボードは複数キーを同時に入力出来る機能(アンチゴースト機能)さえ備わっていれば、FPSゲームで必要なすべての操作を問題無く行うことができます。
しかし、マウスのスペックが十分でないとFPSゲームにおいて最も重要な「AIM(エイム)(視点操作)」が十分に出来ない可能性が出てきてしまいます。
AIM(エイム)が良ければそれだけで敵を倒すことができますが、残念ながらいくらキーボード操作が上手くてもそれだけでは敵を倒すことはできません。
2万円の予算では「6:4」もしくは「7:3」程度のバランスでマウスにコストをかけるべきだと筆者は考えます。
予算2万円でちゃんとしたマウスとキーボードが揃うのか?
2万円の予算があれば、ゲーミングマウス・キーボードともに選べるラインナップは十分にあります。
最近はワイヤレスのゲーミングマウスがとてつもないスピードで増えてきており、重さ・サイズ・形状もほとんど制限なく選ぶことができます。
(4000hzに対応するワイヤレスマウスも選択肢に入れることもできます)
また、「Steel series」や「Logicool」といった世界的なハイブランドゲーミングメーカーの物でも、ミドルハイ~ハイエンドワイヤレスモデルを手にすることができます。
そこで今回は、数多くあるゲーミングマウスの中からコストに対してスペックが高い「高コスパ」ゲーミングマウス・キーボードを厳選しました。
4,000Hz(4KHz)ポーリングレートについて解説
ポーリングレートとは1秒間に情報を何回PC側に入力できるかの数値。
1,000Hzなら1秒間に1,000回、4,000Hzなら4,000回、8,000Hzなら8,000回といった具合に、マウスが検知した情報をPCにより速く入力できます。
ポーリングレートは高ければ高いほど情報入力速度のスペックが高いということになるので、数値が高まるほどに「入力遅延が小さく」なります。
4,000Hzポーリングレートに対応するマウスは、1,000Hzの物に比べて4倍、8,000Hzなら8倍の入力速度を実現するということになります。入力遅延が小さくなるので、とっさの入力が勝負を決めるFPS/TPSゲームにおいてはポーリングレートは高いほど良いです。
おすすめゲーミングマウス5選
まずは、おすすめの高コスパゲーミングマウス5選をご紹介します。
今回おすすめするマウスは以下の3点を最優先に選定しました。
Cooler Master 「MM712」
こちらは、PCパーツメーカーで世界的に知名度の高い「Cooler Master」から発売されているワイヤレスゲーミングマウス。
PCパーツというイメージが強い「Cooler Master」ですが、「MM710」「MM720」など名機と言われる超軽量ゲーミングマウスを生み出してきた実績があります。
そんなCooler Masterが展開する「MM712」は、小型・軽量級のワイヤレスゲーミングマウスです。
クセの無い左右対称形状に非常に軽い59gの本体重量となっており、特につかみ持ち・つまみ持ちとの相性が良いです。
1,9000DPIまで対応するハイスペックセンサー、入力精度と速度に優れる光学式オプティカルスイッチを備えており、スペック的にも隙はありません。
また、カラーバリエーションには黒と白に加えて、ホワイトカラーをベースに差し色としてピンクがあしらわれた「桜エディション」も用意されています。
「MM712」は、無骨なデザインが多いゲーミングデバイスの中で、ファッション性を備えた数少ないモデルとなっており、部屋の雰囲気に合わせてデスク上のアイテムを選びたい方にもおすすめです。
Pulsar Gaming Gears 「X2」シリーズ
X2シリーズは、2020年に設立されたeスポーツデバイスブランド「Pulsar Gaming Gears」から展開されるている、左右対称ワイヤレスゲーミングマウス。
「X2A」「X2H」「X2V2」の3種類があり、搭載されているセンサー・スイッチのスペックは同じですが、それぞれ形状デザインの仕様が少し異なっています。
では、それぞれの違いについて簡潔に解説していきます。
X2Aシリーズ
X2Aシリーズは、以下の仕様となっています。
X2Hシリーズ
X2Hシリーズは、以下の仕様となっています。
X2V2シリーズ
X2V2シリーズは、以下の仕様となっています。
Pulsar X2シリーズは、利き手や手の大きさ、持ち方など自分の好みに合わせた選択ができる適応力の高さが特徴です。
(4,000Hz(4kHz)ポーリングレートに対応するためには、別売りの専用ドングルを購入する必要があります。)
左利きの方や、サイドボタンをカスタマイズしたい方は、「X2A」シリーズ。
かぶせ持ちやつかみ持ちかつ深めのポジションでマウスを保持する方は、手のひらとのフィット感を高められる「X2H」シリーズ。
ローセンシ(低感度)プレイヤーの方や、物影やとっさの振り向きなど大きな視点移動を楽にしたいという方は、シリーズ最軽量の「X2V2」シリーズを選ぶのが良いと思います。
FnaticGear 「BOLT」
こちらは、世界的に知名度の高いeスポーツチーム「Fnatic」が展開するゲーミングデバイスブランド「Fnatic Gear」から展開されているワイヤレスゲーミングマウスです。
Fnatic Gear「BOLT」は左右対称・小型・準軽量級のワイヤレスゲーミングマウスです。
Fnatic Gearオリジナルの、マウス側面の絞り込みがかなり深めの左右対称形状。
本体重量は、軽すぎないバランス重視の67g(白色は69g)となっており、特につかみ持ち・つまみ持ちとの相性が良いです。
また、スペック的にも十分なものを備えており、1,9000DPIまで対応するハイスペックセンサー、8,000万回のクリック耐久性があるKailh社製 GM8.0スイッチを搭載しています。
Fnatic Gear「BOLT」は、小さめかつ軽すぎないバランス型のマウスが欲しい方におすすめのゲーミングマウスです。
エレコム ゲーミングマウス V custom 「VM600PE」
こちらは、日本の大阪に本拠を構えるエレコムのゲーミングブランド「v custom」シリーズから展開される左右非対称デザインのワイヤレスゲーミングマウス。
エレコム「VM600PE」は、日本メーカーならではの「日本人の手のひらサイズ最適化」されたサイズとなっています。
また、本体形状の開発にはプロゲーマーも携わっており、まさに日本人のために用意されたかぶせ持ちとつかみ持ちに最適化されたゲーミングマウスです。
また、2スタイルのマウスソールが付属しており、トラッキング重視やストッピング重視などゲームタイトルや自分の好みに合わせて滑り具合のフィーリング調整可能。
加えて、マウス全体を隙間なく覆うフルカバーグリップテープ、交換用マウスソールも付属しています。
カラーバリエーションにはオーソドックスな「黒」「白」に加えてゲーミングデバイスでは珍しい「ピンク」が用意されています。
無骨なデザインが多いゲーミングデバイスの中、「VM600PE」はカラーバリュエーションが豊富な数少ないモデルです。
自分の好みや部屋の雰囲気に合わせてデスク上のアイテムを選びたい方にもおすすめです。
スペックも申し分なく、2,6000DPIまで対応するハイエンドセンサー、高さ検出用センサー・入力精度・速度に優れた光学式オプティカルスイッチを搭載。
重量は75g。ローセンシ~ハイセンシまで感度関係なく使いやすい重量バランスとなっており「安定性の高い」重量感となっています。
DeLUX 「M800Ultra」
こちらは、中国の大手PC周辺機器メーカーである「DELUX」から展開されている超ハイスペックゲーミングマウス。
2,6000DPIまで対応するハイエンドセンサー、8,000万回の耐久性を誇る高耐久スイッチ、入力速度を大幅に高める4,000Hzポーリングレートに対応と、最新のハイエンドマウスと同等の最新テクノロジーが詰め込まれたハイエンドクラスのゲーミングマウスです。
(4,000Hzに対応するには別売りの専用無線ドングルが必要)
本体サイズは中型の中では小さめの「中小型」サイズ。
形状は癖の無い左右対称形状となっており、持ち方問わず使いやすいですが、中でも「つかみ持ち」「つまみ持ち」との相性が良いです。
超軽量級なので、振り向き25cm以上のローセンシ(低感度)との相性も良く、物陰のクリアリングやフラッシュ避け・振り向きなど、咄嗟の大きな視点操作を楽に行うことができます。
カラーバリエーションは黒と白の2色。
バッテリー容量にもバリエーションが用意されており、300mAhと600mAhで選択可能です。(「300mAhは49g」「600mAhモデルは55g」と6グラムの重量差があります)
詳しいレビュー▶DeLUX M800Ultraレビュー
おすすめゲーミングキーボード5選
エレコム ゲーミングキーボード V-custom VK310シリーズ
こちらは、日本の大阪に本拠を構えるエレコムのゲーミングブランド「v custom」シリーズから展開されるテンキーレスサイズのゲーミングキーボード。
FPSではほとんど使うことが無いテンキーが省かれたゲーミングキーボードなので、
フルサイズのキーボードより1回り以上コンパクトとなっており、設置する場所や角度などの自由度も高く、マウスの可動範囲も広く確保できます。
カラーバリエーションは「黒」「白」「ピンク」の3色。
メカニカルスイッチの種類は「銀軸 スピード」・「茶軸 タクタイル」・「青軸 クリッキー」の3種類が用意されています。
「茶軸 タクタイル」はキーを押し込むと控えめなスイッチ感がありながら音は静かという、打鍵感と静音性の両方を備えたバランスの良いキースイッチ。
「青軸 タクタイル」はキーを押し込むとはっきりとスイッチ感。
とにかく打鍵感が爽快で、押し心地の良さではこれに勝るものはないと感じる程心地良いです。しかし打鍵音がかなり大きく、キーを押すたびに「カチッ」という打鍵音が生じます。
キーボードからマイクを離さないと音を拾ってしまうので、VC(ボイスチャット)を使用する場合には注意が必要です。
「銀軸 スピード」は、キー入力が成立するポイントが浅く設計されており入力速度が速くなるように設計されています。
また押し心地も軽く、茶軸と青軸が50~60gの重さなのに比べて、銀軸は45gと軽いため、癖の無いなめらかな打鍵感と高い静音性が特徴。
キーキャップも特殊形状となっており、指に食いつき滑りにくくするためのくぼみが設けられておりキーを押しやすくする工夫がされています。
エレコム ゲーミングキーボード V-custom VK300シリーズ
こちらは、日本の大阪に本拠を構えるエレコムのゲーミングブランド「v custom」シリーズから展開される65%サイズのゲーミングキーボード。
FPSではほとんど使うことが無いテンキーに加えて、F1~F12までのファンクションキーが省かれたゲーミングキーボード。
テンキーレスのキーボードより1回りほどコンパクトなので、さらに設置ポジションの自由度が高く、マウスの可動範囲もより広く確保できます。
カラーバリエーションは「黒」「白」「ピンク」の3色。
メカニカルスイッチの種類は「銀軸 スピード」・「茶軸 タクタイル」・「青軸 クリッキー」の3種類が用意されています。
「茶軸 タクタイル」はキーを押し込むと控えめなスイッチ感がありながら音は静かという、打鍵感と静音性の両方を備えたバランスの良いキースイッチ。
「青軸 タクタイル」はキーを押し込むとはっきりとしたスイッチ感。
とにかく打鍵感が爽快で、押し心地の良さではこれに勝るものはないと感じる程心地良いです。しかし打鍵音がかなり大きく、キーを押すたびに「カチッ」という打鍵音が生じます。
キーボードからマイクを離さないと音を拾ってしまうので、VC(ボイスチャット)を使用する場合には注意が必要です。
「銀軸 スピード」は、キー入力が成立するポイントが浅く設計されており入力速度が速くなるように設計されています。
また押し心地も軽く、茶軸と青軸が50~60gの重さなのに比べて、銀軸は45gと軽いため、癖の無いなめらかな打鍵感と高い静音性が特徴。
キーキャップも押しやすい特殊形状となっており、指に食いつき滑りにくくするためのくぼみが設けられています。
Logicool G PRO
こちらは、世界的ゲーミングデバイスメーカー「Logicool」のテンキーレスキーボード。
メカニカルスイッチの種類はリニアとクリッキーの2種類。
「LIGHTSYNC」と名付けられたカスタム可能なRGBライティングは、重要なキーを強調してハイライトさせたり、プリセットで用意されているカラー・エフェクト、約1,680万色のカラーバリエーションの中から好みのカラーに設定することもできます。
Logicool G G512
こちらは、世界的ゲーミングデバイスメーカー「Logicool」のフルサイズキーボード。
「LIGHTSYNC」と名付けられたカスタム可能なRGBライティングは、プリセットのカラー・ライティングエフェクトを選択するか、約1,680万色の中から自分の好きなカラーを選ぶことができます。
スイッチの種類には、滑らかな押し心地と静音性に優れる「赤軸 リニア」
打鍵感(キー入力のフィードバック)と静音性を併せ持つバランス型の「茶軸 タクタイル」
はっきりとした打鍵感と、スイッチを押したような「カチッ」という打鍵音が特徴の「青軸 クリッキー」の3種類が用意されています。
Razer BlackWidow V3テンキーレス
こちらは、「Logicool」と双璧をなすゲーミングデバイスブランド「Razer」のテンキーレスキーボード。
Razerオリジナルのメカニカルスイッチが搭載されており、静音性と高速入力が持ち味の「黄軸」。
スイッチを押したようなはっきりとした打鍵感と、スイッチを押したような「カチッ」という打鍵音が特徴の「緑軸」の2種類。
日本語配列と英語配列がありますが、特にこだわりが無ければ日本語配列で良いと思います。
まとめ
今回は「予算2万円でゲーミングマウス・キーボードを揃える」をテーマに、予算内で購入可能な商品を紹介しました。
2万円の予算があれば選べるラインナップはかなり広く選択肢はかなり広くなってきます。
そこで今回は、数あるラインナップの中からスペックを最優先にご紹介しましたので、「本格的にゲームに打ち込みたい! 」「今使っているゲーミングデバイスが古くなってきたから買い替えたい」という方はぜひ参考にしてみください。
また、こちらではマウスの持ち方について詳しく解説しています。
自分がどのマウス持ち方・スタイルなのか知りたい方、自分の持ち方と相性の良いマウス形状を知りたい方はぜひ合わせて読んでみてください!