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つまみ持ちは保持力が低く、指をかなり立てた状態かつ指先の力だけでマウスを持つため、指先に負担がかかりやすい持ち方です。
つまみ持ちはマウスの持ち方の中で最もマウスの重さ・形状を選びます。
なら「つまみ持ちに最適なマウスとは? 」となるのですが、
筆者としては、「小型・超軽量の左右対称デザインのマウス」だと考えています。
なぜか?
つまみ持ちは合わないマウスだと「指先に負担がかかって痛みが出たり」「グリップ力が足りずエイムが安定しない」など、FPSで最も大事なAIM(エイム)に致命的な問題を起こしてしまう可能性があります。
なので今回は、自分のマウスの持ち方が「つまみ持ち」だとはわかっているけれど、「どのマウスが合うのか分からない…」
「つまみ持ちと相性の良いゲーミングマウスを知りたい」
という方に向けて、つまみ持ちと相性の良い左右対称デザインのゲーミングマウス5選をご紹介します。
つまみ持ちとは
つまみ持ちはその名の通りマウスをつまむように保持する持ち方。
指を伸ばすのか、指を立てるのかによってグリップポジションが大きく変わるのが特徴。
指先だけでマウスを保持するためマウスの手のひらが完全に離れた状態になります。指先を使った細かなマウス操作範囲が広く、繊細なAIM(エイム)をスムーズに行うことができます。
しかし、指先だけでマウスを保持する都合上どうしても保持力不足に悩まされやすいく、相性の良いマウスを使用してなおグリップ力が足りないことも。(※グリップ力不足には「グリップテープ」を貼り付けるのがおすすめ)
使える感度設定は幅広く、ローセンシ(低感度)~ハイセンシ(高感度)まで使うことができます。
細かいマウス操作が得意なこともありハイセンシ(高感度)との相性は良いです。
しかし、指の動きがそのままマウス動作に反映されてしまうので、クリックしたときの振動や緊張した時の手の震えなどによる細かなエイムのブレが起こりやすいです。
ハイセンシでも使う事ができますが、どうしてもつまみ持ちは安定感が不足しがちなので、ミドルハイセンシ(中高感度)を上限に、感度設定側で安定性を高めるのがおすすめです。
4,000Hz/8,000Hzポーリングレートについて解説
この記事では4,000Hzや8,000Hzの高ポーリングレートに対応したマウスをご紹介しています。なので、ポーリングレートとはいったい何なのか? そしてポーリングレートの数値が高いとどんなメリットがあるのかを簡潔に解説していきます。
ポーリングレートとは1秒間に情報を何回PC側に入力できるかの数値。
1,000Hzなら1秒間に1,000回、4,000Hzなら4,000回、8,000Hzなら8,000回といった具合に、マウスが検知した情報をPCにより速く入力できます。
ポーリングレートは高ければ高いほど情報入力速度のスペックが高いということになるので、数値が高まるほどに「入力遅延が小さく」なります。
4,000Hzポーリングレートに対応するマウスは、1,000Hzの物に比べて4倍、8,000Hzなら8倍の入力速度を実現するということになります。入力遅延が小さくなるので、とっさの入力が勝負を決めるFPS/TPSゲームにおいてはポーリングレートは高いほど良いです。
つまみ持ちにおすすめのゲーミングマウス5選
つまみ持ちはかなりマウスを選ぶ持ち方です。
ですが、つまみ持ちと相性が良い小型or軽量もしくはその両方を備えた左右対称デザインのゲーミングマウスは、ここ1~2年の間に急激にラインナップが豊富になってきました。
なので今回は「小型・軽量」を条件に厳選した「つまみ持ちにおすすめのゲーミングマウス5機種」をご紹介します。
Pulsar Gaming Gears 「X2A」 「X2V2」
「Pulsar Gaming Gears」は、2020年に設立されたeスポーツデバイスブランド。X2シリーズは、左右対称超軽量級のワイヤレスゲーミングマウス。
気になるスペックも最新仕様となっており、全モデル共通で超軽量級50g台の本体重量、2,6000DPIまで対応するハイエンドセンサーを搭載、4000Hzポーリングレートにも対応(別売りドングルが必要)、読み取り精度・速度に優れる光学式オプティカルスイッチを搭載しています。
プログレードのハイエンドゲーミングマウスと同等のスペックがありながら1万円台前半から購入可能(執筆時点)と、コストパフォーマンスはかなり高いです。
「X2A」「X2H」「X2V2」3種類のバリュエーションがあり、搭載されているセンサー・スイッチのスペックは同じですが、それぞれ形状デザインの仕様が少し異なっています。
それでは今回ご紹介する「X2A」「X2V2」の特徴について簡潔に解説していきます。
まずは「X2A」モデルから解説します。
「X2A」モデルは、両利きモデルとなっており左利きの方にも適応するモデルです。左利きの方はもちろん、使わないサイドボタン外したり、指が届きづらい奥側のサイドボタンを取り外したりと、サイドボタンを自分に合わせてカスタマイズしたいという方にもおすすめです。
そして「X2V2」モデルは、
となっており、X2シリーズ最軽量モデルとなっています。
全ゲーミングマウスの中でも上位に位置する軽さなので、超ローセンシ(超低感度)プレイヤーの方や、「物陰のクリアリングやとっさの振り向きを楽にしたい」「VALORANTのフラッシュを避けきれない! 」などのお悩みをお持ちの方はシリーズ最軽量の「X2V2」モデルがおすすめです。
今回ご紹介した「X2A」「X2V2」は、マウス側面の絞り込みと後部の膨らみがほとんど無いフラットなデザイン。浅めポジションでつまみ持ちをしても指に干渉しづらく、指先でしっかりとグリップできる形状になっています。
DeLUX 「M800Ultra」
「M800Ultra」は、中国の大手PC周辺機器メーカーである「DELUX」から展開されているハイスペックゲーミングマウス。
2,6000DPIまで対応するハイエンドセンサー、8,000万回の耐久性を誇る高耐久スイッチ、入力速度を大幅に高める4,000Hzポーリングレートに対応。最新のハイエンドマウスと同等の最新テクノロジーが詰め込まれたハイエンドスペック仕様となっています。
(4,000Hzに対応するには別売りの専用無線ドングルが必要)
カラーバリエーションは「黒」「白」「ピンク」「水色」の4色。
バッテリー容量にもバリエーションが用意されており、300mAhと600mAhで選択可能です。(「300mAhは49g」「600mAhモデルは55g」と6グラムの重量差があります)
本体形状はRazer「Viperシリーズ」を1回り小さくしたインスパイアデザインとなっており、マウス側面の絞り込みが深めで少し平べったい左右対称形状になっています。
指を伸ばすスタイルや、マウス中央あたりに指を立ててグリップする「つまみ持ち」との相性が良いです。
浅めのポジションでもしっかりと保持できますが、ほんの少し小指のフィット感が乏しいといった印象。
本体重量は49g。
ゲーミングマウスの中でもトップクラスの軽さとなっており、振り向き30cm以上のローセンシ(低感度)でも物陰のクリアリングやフラッシュ避け・振り向きなど、咄嗟の大きな視点移動を楽に行うことができます。
「M800Ultra」は左右対称デザイン・中小型・超軽量・4,000Hzのポーリングレートに対応するハイスペックゲーミングマウスです。
別売りの4,000Hzに対応するドングル込みで1万円前半から購入可能(24年1月時点)なので、「コストパフォーマンスを重視する」方にもおすすめです。
詳しいレビュー▶DeLUX M800Ultraレビュー
Logicool 「G Pro X Super Light2」
「G Pro X Super Light2」は、「Razer」と双璧を成す世界的ゲーミングデバイスブランド「Logicool」のプロスペックハイエンドゲーミングマウス。
プロゲーマーの使用率も非常に高かった「G Pro X Super Light」のバージョン2といったところで、センサーとスイッチが進化。ポーリングレートも4,000Hzまで対応可能になったりと、前作の良い所をそのままに正統進化しています。
実際に競技シーンで採用しているプロゲーマーも多く、性能と信頼性は非常に高いと言えます。
本体サイズは中型サイズ。
本体形状はeスポーツの最前線で活躍するプロゲーマーとの共同開発デザイン。
とにかく癖が少ないフォルムとなっており、指を伸ばすスタイル・指を立てるスタイルどちらでも指にフィットします。
重量も63g以下から60gの軽さに軽量化。
全てのゲーミングマウスの中でも最上位クラスの3,2000DPIまで対応する「HERO2センサー」、Logicoolオリジナルのオプティカル(光学式)とメカニカル式のメリットをあわせ持つ「LIGHTFORCEハイブリッドスイッチ」を搭載。
光学式オプティカルスイッチの読み取り速度と従来のメカニカルスイッチ特有の心地よいクリックフィーリングが両立されています。
「G Pro X Super Light2」は、「安心して使える有名ブランドのゲーミングマウス」をお探しの方や「プロゲーマーと同じゲーミングデバイスを使いたい」という方におすすめです。
Razer 「Viper V3 Pro」
「Viper V3 Pro」は、世界的に有名な名門ゲーミングデバイスメーカー「Razer」が本気で作り込んだプログレードのハイエンドゲーミングマウス。
本体重量は軽量級54g(白色55g)の超軽量設計。
マウス側面の絞り込みが深めで少し平べったい左右対称形状。サイズは中型サイズとなっています。
指を伸ばすスタイルや、マウス中央あたりに指を立ててグリップする「つまみ持ち」との相性が良いです。
前作のViper V2 Proよりもマウス後部の横幅が少し狭くなっているので、多少浅めのポジションまでなら小指にもしっかりと力を掛けることができます。
また、標準で付属している同梱のワイヤレスドングルは「最大8,000Hzのポーリングレート」に対応しています。
全てのゲーミングマウスの中でもトップクラスのスペックを誇る35,000DPIまで対応するRazerオリジナルのFocus ProセンサーGen.2、読み取り精度・速度に優れ9,000万回の耐久性を誇るRazerオリジナルの光学式オプティカルスイッチを搭載。
「Viper V3 Pro」は、執筆時点では最もスペックが高いゲーミングマウスといっても過言ではありません。
本体重量・上限DPI・ポーリングレート・スイッチ性能どれを見ても間違いなく最高スペック仕様となっており、流石は名門「Razer」としか言いようがありません。
「本気でランクを上げたい! 」という方や「信頼できる老舗ゲーミングデバイスブランドのマウスが欲しい」という方はRazer「Viper V3 Pro」がおすすめです。
Glorious 「MODEL O 2 PRO 4k/8kHz Edition」
Gloriousは、2014年にアメリカで設立されたゲーミングデバイスメーカー。
ゲーミングマウス・マウスパッド・キーボードなど、ゲーミングに特化したアクセサリーを展開しています。
「MODEL O 2 PRO 4k/8kHz Edition」は、Gloriousブランドのフラッグシップ機にあたるプログレードのハイエンドマウス。
本体形状はRazer「Viper」系統のマウス側面の絞り込みが深めで少し平べったい左右対称形状。サイズは中型サイズとなっています。
スペックはハイエンド仕様で、2,6000DPIまで対応するハイエンドセンサー、1億回の耐久性を誇る光学式オプティカルスイッチを搭載。
そして、無線4,000Hz/有線8,000Hzの高ポーリングレートに対応しているのがこのマウス最大の特徴。
有線接続時でも最大スペック(なんならより高性能)状態でマウスを使えるので、充電中もエイムの感覚に変化は起こりません。
本体重量は57gの軽量級。
軽すぎないバランス型の重量設計となっており、ローセンシ(低感度)~ハイセンシ(高感度)まで幅広い感度設定で使いやすい重さになっています。
Glorious「MODEL O 2 PRO 4k/8kHz Edition」は、ハイエンドセンサーに超高耐久光学式オプティカルスイッチを搭載し、無線4,000Hz/有線8,000Hzに対応するプログレードのハイエンドゲーミングマウス。
「無線/有線どちらでも最大性能を発揮できるライトウェイトな左右対称デザインのゲーミングマウスを探している」方におすすめです。
まとめ
今回は「つまみ持ちにおすすめゲーミングマウス5選」をご紹介しました。
筆者はつまみ持ちには小型or超軽量の左右対称デザインが最も良いと考えています。
ここ1年~2年の間に左右対称デザインのゲーミングマウスは急激にラインナップが増えてきました。
そこで今回は、「小型・軽量」を条件に厳選したつまみ持ちに最適な左右対称デザインのゲーミングマウス5機種をご紹介しました。
自分のマウスの持ち方が「つまみ持ち」なのはわかっているけれど、
「どのマウスが合うのか分からない…」
「つまみ持ちと相性の良いゲーミングマウスを知りたい」
という方はこの記事をマウス選びの参考にしてみてください。
また、マウスの持ち方についてはこちらで詳しく解説しています。
自分のマウスの持ち方について詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。