FPS初心者向けゲーミングマウスパッド

【FPS初心者向け】ゲーミングマウスパッドとは?「普通のマウスパッドとの違いも解説」

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この記事では普通のマウスパッドとゲーミングマウスパッドとの違いを解説します。

また、初心者の方向けにゲーミングマウスパッドの選び方とおすすめのゲーミングマウスパッドをご紹介します。
PCゲーム初心者の方や、これから始めるという方はぜひこの記事を参考にゲーミングマウスパッドを選んでみてください。

ゲーミングマウスパッドとは

ゲーミングマウスパッドとは文字通りゲームに最適化されたマウスパッド。マウスをスムーズに動かすことができ、かつ止めやすいという性質を持っています。

マウスを滑らせる表面材質の種類が豊富で、マウスパッドとしては最もポピュラーな布製、圧倒的に良く滑るプラスチック製、耐久性に優れるガラス製や金属製など、さまざまなバリュエーションが用意されています。

基本的には布製が扱いやすくおすすめですが、マウスの操作スピードを高めたい場合やマウスパッド自体のお手入れを楽にしたいなど、自分の好みに合わせて素材を選ぶことができます。

普通のマウスパッドとの違い

ゲーミングマウスパッドと普通のマウスパッドの違いは、サイズラインナップの豊富さ、マウスの滑りやすさや止めやすさといった操作性の高さにあります。

同じ布製マウスパッドでも、マウスの操作スピードを重視したモデルなら抵抗の少ない少し凸凹がある織り方をした布素材、正確な操作性を重視したコントロールモデルなら抵抗感が強めの目が細かい布素材なっていたりと、マウスパッドごとに全く違う質感の布素材が採用されています。

また、裏面がゴム素材やウレタン素材となっているので滑り止め効果が高く、設置した場所からズレません。FPSゲームなどをプレイする際の激しいマウス操作をしてもめったなことでは動かない作りになっています。

表面におしゃれなグラフィックデザインやかわいいキャラクター・動物がプリントされたものなど、デザインやカラーバリエーションも豊富なので、部屋の雰囲気や自分の好みに合うものを見つけやすのも特徴です。

材質のラインナップが豊富

ゲーミングマウスパッドは材質の選択肢も豊富で、主に「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」に分かれています。

  • ソフトタイプ:布製

  • ハードタイプ:プラスチック/ガラス/金属製

それぞれのタイプごとに特徴があるので解説していきます。

ソフトタイプマウスパッドの特徴とメリット・デメリット

ソフトタイプ(布製)ゲーミングマウスパッドのメリット・デメリットは以下の通り。

布製マウスパッドのメリット

  • スピード重視やバランス重視など操作性のバリエーションが豊富

  • 適度な抵抗感があるのでコントロール性が高く扱いやすい

  • 価格が安い
布製マウスパッドのデメリット

  • 耐久性が低い

  • 湿気で滑り具合が変わってしまう

  • 汚れが付きやすく、メンテナンス性も悪い

ソフトタイプのマウスパッドは布製の柔らかい表面素材と、裏面に滑り止め効果のあるゴムやウレタン素材のベース材を組み合わせた2層構造のものが多いです。

滑り具合はハードタイプと比べて滑りの速度が抑えられており、コントロール性が高く扱いやすいのが特徴。

表面の材質にはスピード重視・バランス型・コントロール重視といったバリュエーションがあり、裏面のベース材も柔らかい・硬い、厚みが薄い・厚いなど幅広いバリュエーションが存在しています。
これら材質の組み合わせによって操作感が大きく違ってくるので、自分の感度設定や好みに合うものを探し出すことができます。

しかし、表面が布素材なこともありハードタイプと比べて消耗が早く、マウスの滑り具合が劣化するスピードも早いです。
また、汚れが溜まりやすくメンテナンス性が低い点もデメリットとなっています。




お手入れはウェットティッシュやブラシなどを使ってこまめに行うのがおすすめ。
汚れが目立つようになってから手入れというやり方ではどうしても蓄積した汚れを綺麗にしきれないので、1週間に1回を目安にこまめに掃除をするのが良いと思います。

汚れが溜まってからマウスパッドを丸洗いするという選択肢もありますが、表面の滑り具合が悪くなったり、コーティングが剥がれたりといったトラブルの可能性があるのでおすすめはできません。(※丸洗い可能と表記されているマウスパッドは大丈夫)

ハードタイプマウスパッドの特徴とメリット・デメリット

ハードタイプ(硬質素材)ゲーミングマウスパッドのメリット・デメリットは以下の通り。

ハードタイプマウスパッドのメリット

  • 滑りが非常に良く、マウスの操作スピード(エイム)速度を高めることができる

  • 耐久性が高い

  • メンテナンスが楽
ハードタイプマウスパッドのデメリット

  • 滑りが速すぎてコントロールしきれない場合がある

  • クッション性が無く手首や腕が痛くなる可能性がある

  • 操作感のバリュエーションが少ない(ほとんどがスピード特化)

  • ガラスと金属製は価格が高い

ハードタイプのゲーミングマウスパッドは表面に硬質素材、裏面にゴム素材のベースを貼り付けた2層構造となっているものが多く、布製マウスパッドと同じく激しいマウス操作をしてもズレないように作られています。

表面の素材はプラスチック、ガラス、金属素材などがあります。
中でも、ガラス素材と金属素材のマウスパッドはメンテンナンスさえ怠らなければ半永久的に使い続けられるのが大きなメリット。
汚れが付いてしまっても布やティッシュでさっと拭き取ればきれいにできるメンテナンス性の高さがあるので日頃の手入れも簡単です。

滑り具合の特性としては、どの素材も布製マウスパッドと比べて抵抗が少なくとにかくマウスの滑りが早いのが特徴。
湿気による滑り具合の変化が無いのもうれしいポイントです。
(※布製のマウスパッドの滑り速度が普通電車の速さだとすると、ハードタイプのマウスパッドの滑り速度は新幹線くらいの速さぐらいのイメージ)

とにかくマウスが良く滑るのでエイム速度は早くなります。しかし、抵抗感がまったくと言っていいほど無いのでマウスを止める動作はやりづらいです。
慣れるまでは本当に制御しづらいのでエイム精度が大幅に下がってしまう可能性もあります。

また、クッション性が全く無いので、緊張する場面などでの手の震えがそのまま操作ブレとしてエイムに反映されてしまうのはどうしても避けられないデメリットです。





布製と比べると価格も高めとなっています。
プラスチック製は手ごろな価格でそこまで高い価格設定ではありません。
しかし、金属製や最近流行のガラス製ゲーミングマウスパッドは1万円以上が平均価格となっておりかなりお高め。


メンテナンスしていればずっと使い続けることができるとはいえ、操作感が自分の好みに合わない可能性もあるため…ちょっとを手を出しづらい価格設定になっています。

サイズラインナップも豊富

ゲーミングマウスパッドはサイズのラインナップが豊富で、感度設定によって異なるマウスの操作範囲に合わせて大きさを選ぶことができます。

FPSゲームをプレイする場合は基本的にローセンシ(低めの感度)がパフォーマンスが安定して良いといわれることが多いので、迷ったときは大きいサイズのマウスパッドを選ぶのがおすすめです。

スタンダードなのは320mm×280mmや460mm×400mmといった長方形サイズですが、最近はアクション性が高いゲームが流行りということもあり、上下の操作範囲も大きく確保できる500mm×500mmといった正方形の大型スクエア型マウスパッドも販売されています。

マウスの操作範囲が大きいローセンシ(低感度)だと起こりがちな「マウスパッドが足りない! 」という事態も大型のスクエア型マウスパッドを選んでおけば防ぐことができます。

初めてのマウスパッドの選び方

初めてのマウスパッドの選び方はとてもシンプルで、とにかく癖の少ないものを選ぶのがおすすめです。

そして、癖のないマウスパッドとは何かというと、滑りの速さと止めやすさがしっかりと備わっている「バランス型」のゲーミングマウスパッドです。

バランス型マウスパッドをおすすめする理由は3つ。

  • 感度の相性問題が無く、ハイセンシ(高感度)/ローセンシ(低感度)どちらでも使いやすい

  • 操作フィーリングに癖が無く扱いやすい

  • どんなゲームタイトルでもデメリットが生まれづらい

バランス型のマウスパッドはとにかく操作感が素直で扱いやすく、ハイセンシでもローセンシでも使うことができます。


また、ゲームタイトルによって異なるエイムの種類(フリックエイムやトラッキングエイム)に対しても相性問題が起こりづらくデメリットが生まれづらいです。

どんなゲームタイトルでも、どんなプレイスタイルでも違和感なく使えるので、初めての1枚を買うときは、バランス型のゲーミングマウスパッドがイチ押しです。

初めての1枚におすすめのゲーミングマウスパッド

初めてのマウスパッドはそこまで高価なものを買う必要はなく、筆者としては大手ゲーミングデバイスメーカーであるLogicoolの「G640s」か、同じく大手ゲーミングデバイスメーカーのSteelSeries「Qck+」シリーズがおすすめです。

上記の2種類を勧める理由ですが、操作性に癖が少ないという点にあります。
スピード重視の「G640s」と、ほどよく滑り良く止まるバランス重視の「Qck+」といった仕様で、滑り具合は違うもののどちらも初めてのゲーミングマウスパッドとして最適な癖の無い仕上がりとなっています。

「ApexLegends」や「Overwatch2」といったゲームをメインにプレイする方はマウスをスムーズに早く動かせる「G640s」を。
「VALORANT」や「CS2」といったとにかくヘッドショットを狙うゲームには、コントロール性が高めで止めやすさ重視の「Qck+」がおすすめです。

どちらのマウスパッドも「VALORANT」や「CS2」といった特にeSports競技のレベルが高いゲームタイトルのプロゲーマーにも使用している方がいらっしゃるので、性能と信頼性も折り紙付き。

また、布製のマウスパッドは消耗品なので必ず買い替えるタイミングが来ます。その買い替えるタイミングが来てもほぼ確実に同じマウスパッドが買える入手性の高さも大手メーカーが持つ大きなメリットです。

まとめ

ゲーミングマウスパッドは材質によって操作感の違いがあり、自分が良くプレイするゲームタイトル・ジャンル・感度設定に合うものを探すことができます。

サイズ・厚みが豊富で、自分が求めるフィーリングやデスク環境に合わせて最適なゲーミングマウスパッドを選ぶことができます。

おしゃれなグラフィックデザインやかわいいキャラクター・動物がプリントされたものなど、デザインやカラーバリエーションも豊富なので、おしゃれなものやかわいいものが欲しい方は見た目やカラーで選ぶのも良いと思います。

初心者の方や選択肢がありすぎて決められないという方はLogicool「G640s」かSteelSeries「Qck+」を選ぶのがおすすめ。どちらも本当に癖が無いので扱いやすくゲームジャンル、タイトルを選ばず使いやすいです。